ベラン(H.c.Berann)の、「パノラマ画集−ベランの世界」実業之日本社 1992年4月初版 です。
写真1: 表紙カバー ( 右:表紙から折込まで 左:裏表紙 )
写真2: 何年か前の「山と渓谷」の折込付録、ベランの白馬スノーランド
・ 入手の画集では、外国の山やスキー場や、麓の町を書いた、「リアルなパノラマ画」が満載なんですが。表紙カバー裏表紙のような、抽象画や風景画作品も多く載っていて、そこもすばらしい。
( 抽象画で現実にはあり得ないものから、実際にある風景画までの、純粋絵画に於いても、全てがリアル?で素晴らしい。パノラマ画にはほとんど「BERANN」と明記されているが、純粋絵画に於いては「H.C.B」と作品番号と無限マークと、署名が区別されているようです。)
・ 見出しにある「デフォルメを感じさせない風景のリアルさ」が一番感じたことです。
( 主役の山や湖が大きくデフォルメされているにも拘わらず、実際にそこにいったらそのままそこにあるように見ている者に思わせてしまう、強烈なリアルさ、そんなリアルさと、案内図としての強調や地図の要素も両立させているところが、すごいと感じます。)
・ 本では海外の山やスキー場のパノラマが満載ですが、私は見たことない場所で、どんなデフォルメがなされているかがすぐにはわからないので、数年前の国内の白馬スノーランドのパノラマ図の一部を写真2に拝借してみました。
( ベランと初三郎のデフォルメの違いを比較してみたら面白いかもしれないですね。) … 続く。
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