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・ ポケットにいれても崩れてしまいそうな泥岩や砂岩の中にも、アップでみて、なにかしら鉱物っぽい輝きや、水晶っぽい形状をみつけると、なにやらよくわからない中で、心がときめく時がある。
( 夜目遠目傘の中できれいに見える女性とは反対で、石の場合は、明るい自然光において、目いっぱい近づいて、たまには濡らしてみたりすることで、ばばちくきちゃないただの石が、なにかしら輝いて見える時がある。)
写真1: 大理石っぽい石灰岩か?
写真2: 角度を変えると、結晶っぽく見える?
写真3: 一部を割ってみたもの。
( 石を見分ける自信なくなって、不安な所は全部?マークです。)
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< 追記 > 2021.05.26
参考LINK: 実務者のための岩石肉眼鑑定法−堆積岩−
" https://www.jasdim.or.jp/gijutsu/ganseki/yokoyama/yokoyama.html "
以下上記LINKより一部引用
『 石灰岩の色や破断面はチャートと似たところがあるかも知れませんが、ハンマーの先で簡単に傷がつくほど軟質なので、両者の区別は付きます。表面水や地下水による岩石表面の溶食も石灰岩の特徴です。
また石灰岩にはフズリナや海ゆり、珊瑚などの化石が含まれていることも大きな特徴ですが、変成作用を受けると容易に再結晶して方解石の集合体に変わります。』
… とあって、
・ 石灰岩の変性についての説明を読んで…
石灰岩(CaCO3)からは、高圧変性や高温変性(またはその両方)を受けたとき、大理石か方解石のどちらかに変化していくようです。
・ 写真の、心が揺れた結晶っぽい部分は、「方解石」かもしれない?( らしい?)。
( 「ようです」とか「らしい」の表現は、書いている私自身の自信のなさと不安の表れ…揺れる大人心?です。)
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< 再追記 > 2021.05.27
fujikita さん から (その1)の石について「水晶では?」とコメントをいただき、上記サイトの石灰岩の硬さの特徴等を確認しようと自宅に帰ってから、カッターやたがねで試してみました。
・ 結果、傷がつかず、反対に金属の跡が石について、明らかに石のほうが硬いことが確認できました。
( 硬度基準では、方解石=3、蛍石=4、長石=6、水晶=7、で
カッター刃は、5.5ですので、明らかにチャートや石英水晶よりの硬さでした。)
・ 白い部分も、結晶のような部分も硬さについては同様でしたので、石灰岩や方解石ではないことが確認できました、結晶部分でも透明度はあまりありませんので、石英に近い感じでしょうか、これまで色が白っぽいとゆうだけで、石灰岩系と思い込んでいましたが、どうやら間違いで私の思い込みだけのようです。
( fujikita さんにコメントをいたいたおかげで、自分の認識の間違いを見直すことができて感謝です、とくに石はわからないことのほうが多くて悩ましく、これからもいろいろ教えていただけたらうれしいです。ありがとうございました。)
makobeさん、こんにちは。ベルクハイルです。
石の奥深さははまると面白いですよね。私もはまってしまった口です。
白っぽい鉱物、石ころは、なかなか見分けがつきにくいので悩みますが、一応、以下のような感じで私は見分けています。
写真を拝見すると、石灰岩か石英か?ちょっと微妙ですね。
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(私 ベルクハイルの、今のレベルの識別法)
1)石灰岩(岩石);白っぽい石として、塊状で転がっていることが多い。露頭ではコケが生えて、全体があまり白く感じない。石ころは白っぽいが、光沢が少ない、透明感が無い、割れた転石や、ハンマーで叩き割ると、割れ口が鋭い。ハンマーで叩き割ると、内部は白っぽくて不透明な部分と、グレーっぽく少し透明感のある部分が混じって模様を作っていることが多い。
※大理石化した石灰岩と普通の石灰岩との区別は、まだ私も良く識別できません。
2)石英(鉱物);石ころや露頭の中に、小さな鉱物粒子として良く見られる。白というより薄いグレーな感じ、やや透明感あり。
3)白雲母(鉱物);石ころや露頭の中に、筋状に入っていることが多い。大きな白雲母鉱物は、石ころ大の大きさで転がっていることもある。石灰岩と見分けがつきにくい。多少、光沢感あることが多い(光の加減しだい)。ハンマーで叩き割ると、層状に割れることが割と多い。
bergheil ベルクハイル さん こんにちは
コメントありがとうございます。
・ 実際に山で見る石は、図鑑の写真だけでは表せない、いろいろな顔をもっていて、面白いですね。
( 雲母は私のような年寄りにはなじみ深く、電子部品や電熱器具の耐熱絶縁材料でよくつかわれていましたので、よく分かります。)
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