石の楽しみ。石英らしき石を図鑑で探して見た。

2021年05月28日 12:48　＞美山の地質が面白い全体に公開

白いだけで石灰岩と思いこんでいた石が、硬度確認で二酸化ケイ素 (SiO₂) グループの石英か水晶と判明。

写真１：　美山の三尾谷で採取した石。　

写真２：　白い部分が一番近かった「珪鉱」の写真　（右頁、下段、左、№６）
　　　　　「鉱物岩石」豊遙秋・青木正博（平成８年）より

「珪鉱」の名称は初耳でしたので、「珪石・珪岩」で検索してみました。

◎　石英 jawikipedia　より　部分引用
" https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E8%8B%B1 "

『　二酸化ケイ素 (SiO₂) が結晶してできた鉱物。六角柱状のきれいな自形結晶をなすことが多い。中でも特に無色透明なものを水晶と呼び、石英を成分とする砂は珪砂（けいさ）と呼ばれ、石英を主体とした珪化物からなる鉱石は珪石と呼ぶ。この珪石のうち、チャートや珪質砂岩が熱による変成（接触変成作用）を受けた変成岩を珪岩と呼ぶが、この珪岩の中にフクサイト（クロム白雲母）の微細な粒子を含み鮮やかな緑色を呈色し、砂金のようなキラキラした輝きを発するものは特に砂金石（アベンチュリン）と呼ばれている。
二酸化ケイ素 (SiO₂) が、低温で水分を含みゆっくり固まった非晶質のものがオパール（蛋白石）である。
二酸化ケイ素 (SiO₂) に富んだ流紋岩質の溶岩が急激に冷やされることで生じるのが、非晶質の天然ガラスである黒曜石　…　』

◎　珪石　jawikipedia　より
" https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8F%AA%E7%9F%B3 "

『　珪石（けいせき）は、ケイ酸質の鉱物や岩石を資源として扱うときの鉱石名。鉱物としては石英、岩石としてはチャート、珪質砂岩、珪岩、石英片岩（珪質片岩）などがある。外観は白っぽいものが多い。』

写真３：　林道わきの露頭にも、チャートらしき白い岩が多く見られた。
（　車で走っていても目につく、写真の丸印は何でしょう？　）　

《論　文》層状チャートの多様な成因について /// 小出良幸（2017年）
" https://researchmap.jp/yoshikoi_56/published_papers/16468372/attachment_file.pdf "
（　上記ＵＲＬで、いきなりＰＤＦがダウンロードされる　）

・　上記論文中の、チャートの「図３：層状チャートの産状の模式図」の「白色石英タイプ」が該当するかもしれません。

2021-05-27 石の楽しみ。黒っぽい石あれこれ

2021-06-01 薬の半減期？お薬の用法と用量

お気に入りした人

人

拍手で応援

拍手した人

拍手

訪問者数：229人