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写真1: 自宅テスト用に5mの両端を結んで2.5mのスリングにしたもの。( 単体強度:1000kg、安全係数:12.5 wで:20 )
・ 実際に手にしてみると3mm(6.5g/m)×5m=32.5g、胸のポケットに入れても違和感なく持ち歩ける、つるつるした触感は、滑りやすく取り扱い注意だが Reever knot はこんな素材でも不安なく結べる。
写真2: カラビナに結んでみたもの
( 黄色が5mmのPP、ワイヤは1mmくらい。)
・ 欠点もある。
( 同じ太さの3mmPPマルチはソフトでしなやかだが、比べてダイニーマは硬く、キンクのしやすさは注意が必要。)
・ 細さと滑りやすさは、取り扱う上での欠点。
下降器の下に、腰がらみの制動とオートブロックを併用はするものの、オートブロックでのバックアップにどの素材を使うかが悩ましく今回一番のポイントか。
( 通常のプルージックでは、メインロープの直径の半分くらいのスリングが推奨で、前回のBCF7mmは手触りがしっとりで、テストでは6mmPPスリングでもオートブロックのバックアップはよく効いて安心できた。)
・ 腰に回しての制動も…いいかげんに巻き付けるのでなく、経路を固定するガイドのようなものが必要か?
( 股から腰へ巻き付けての制動が、外れそうになったり、中央に寄りすぎたりするときがある。私は数十年来の痔主さんで感じやすいお年頃、細い素材が中央を横切って、お尻が2つに割れてしまったらどうしよう。)
追記: 写真2の下にあるロープマン(1)、BCFpp7mm2本の時は、きっちり効きましたが、さすがにすべすべお肌のヘップバーン3mm2本では使用不能でした。( 規格は10〜13mmなので当然ですが、8mm1本とか、6mm2本とかは結構やってます、なんでも自分で確かめてみないと気が済まない性質なので、アシカラズ… )
小説「氷壁」のナイロンザイル事件みたいにならないようにお祈りしています。
・ ナイロンやPPと全く異なる素材を手にして、驚いているところです。
ロープとゆうよりスチールワイヤーです、2.5mのスリングで全体重をかけても全く延びがありません。一重では手が痛くて素手でぶらさがることさえできません、靴を履いて足をかけて、やっと体を支えることができるほど固いです。
「ナイロンザイル事件」とゆうより「必殺仕置人」のイメージです、
( ぶらさげた後、手で「ピン」とはじくだけで逝っちゃうやつです。)
・ この素材をどう料理するか、解決しなければいけない問題は多く、実地テストはまだずっと先になりそうですが、当分楽しめそうです。
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