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図１： 現在の南北中国と地層年代の境界
（「絵でわかる日本列島の誕生」堤 之恭 ２０１４年 講談社発行 より ）
図２: ２５０Ｍａ異変前の様子。 （ 図１を改変 ）
図３： ２５０Ｍａ異変後の日本列島。 （ 図２を改変 ）
・ 図１では、２５００〜２０００Ｍａの北中国地塊と、７００〜１０００Ｍａの若い地塊が、２３０Ｍａ〜２５０Ｍａごろに衝突、と解説されていて,
赤い衝突帯の地質年代が、大異変�，稜�代と一致しているのは偶然でしょうか。
（ これに「〜縫合帯」と書かれているのも、裂け目を繕った感じで、面白いです。）
（ この赤印と同じ中圧型変成岩が、反対側の日本の宇奈月にもあって、さらに能登半島や佐渡が、北中国地塊の緑になっているのも、見方を変えてみると、大陸の北中国地塊の破片が、インパクトで反対側までとばされたようにも見えます。）
・ この変生帯が大陸どうしの衝突でできたと説明されていますが、隕石のクレーターと解釈したら、反対に、裂け目に高温のマグマが地表近くにあがって変生帯になったと、解釈できそうです。
・ 図�，任蓮�大陸にそっての付加体と、火山フロントしかなく、日本列島も日本海もありません、なにもない太平洋プレート上に、一瞬で、日本列島のベースとなる島列と、日本海ができたのが、これまでの定説とまったく異なっていて、面白い。
（ 九州北部の火山フロントを、長崎方面に折りまげてみました、現在の折れ曲がりの手前あたりにも火成岩体に囲まれたごく一部に、石灰岩や堆積岩の地域があったような記憶があります。）
（ 秋吉台も、ペルム付加体として、この時点で残ったイメージで書いてみました。）
・ 次回は、隕石がどのような衝突のしかたをしたか、を掘り下げていきます。
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参考文献と概念図と引用；
「絵でわかる日本列島の誕生」堤之恭 ２０１４年、講談社発行
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追記： 2022.02.01
・ この想像での、２５０Ｍａ異変前の（図２）では、中国大陸から東のペルム紀付加体も火山フロントも、ほとんど海の水面下で洋上にはなにもない海の景色だったでしょう。
・ ２５０Ｍａ異変後の（図３）では、南西方向に押し出された、ペルム紀付加体も火山フロントが圧縮されて九州の原型として洋上に形成され、同じく山口県の秋吉台等もペルム紀付加体からこのときにできたものと想像します。
・ そこより東は、２重外輪山としてわずかなもりあがりが洋上にあったと思われ、 能登半島、佐渡、宇奈月、日高、岩手、石巻、紀伊半島、四国、等、現在の中央構造線を含む、２重外輪山の峰々の頭が洋上に顔を出していただけ。
（ 中央構造線でいえば、現在の九州のそれが、四国本州の外輪山の円弧に沿ったライン上にあるのに比べて、九州の東部でほぼＺ状の形に南ずれを起こしていることも、今回の隕石の進入角度が北東から、浅い角度での衝突だったことと、南北に長かったペルム紀付加体が、衝突によって南方向にに圧縮された結果、南に押し出される力が他の地域よりも大きかったと思われます。）
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さらに追記です： 2022.02.01
・ 朝鮮半島を横断している赤とオレンジの変性岩の帯について、始めは西向きに、先へいくに従って、真西に広がっているのに興味がわいて、どうしてこんな形ができるのかを考え始めました。
（ 手掛かりが整理できましたら、また報告させていただきます。）
・ カテゴリのテケトニクスについて…
当初「じぶんは専門家でない」ことを表現するつもりで、「いい加減＝テケトーニ」とテクトニクスを合わせた、シャレのつもりでしたが、内容的に真正面から取り組んでいかなければならないテーマになってしまいましたので、カテゴリ名を「新設：日本列島の創世記」に変更しました。
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