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事象を見直してみると、全ての年代が違和感なく整理できて、私自身も少し驚いています。
（ これまでの通説では（ハワイのホットスポットの屈曲点の年代から、
太平洋プレート全体が「４０Ｍａに北北西から西北西に向きが変わった」と言われていました。）
・ ハワイホットスポットの、それぞれの屈曲点の拡大図から、
流量変動を図形的に計算してみると、前と後でどのように変化したかがわかってきます。
図１： ハワイホットスポットから計算した「プレート流量変動の伝達」。
図２： 屈曲点（Ｂ）の想定変動値 （６６Ｍａ、Ｋ／Ｐｇ境界）
『 北向けのプレートが（４０Ｍａに）折れ角８０度、流量変化７倍で、ほぼ東に向きを変えた。』
（ いかに大きな変動だったかが、この概算の数字からわかります、
東日本の向きを、「ハの字」の位置から現在の位置まで動かし「接合」させた大きな変動です。 ）
図３： 屈曲点（Ｃ）の想定変動値 （３４Ｍａ、Ｐｇ／Ｎ境界）
『 北西向けのプレートが（１６Ｍａに）折れ角７０度、流速変化３．５倍で、東北東に向きを変えた。』
（ これも大きな変動ですが、図２の４０Ｍａと比べると、およそ半分くらいのエネルギーに見えます。 ）
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補足：
・ （図１）では、屈曲点（Ｃ）の変動は、「まだ日本に到達していない」と考えて書いています。
（ 概算では、現在の位置が（Ｂ〜Ｃ）の間の、どのあたりにいるかははっきりわかりません、 今後の専門の方たちの手によって、到達がどれくらい先なのかを想定できるようになるかもしれません。）
・ 前回の日記記の、図２上段の「始めの大きな動きが、徐々に減衰していくグラフ」では形だけでしたが、 加速直後のピークの値が、今回の流量変化倍数と考えると、イメージがしやすいかもしれません。
（ 変動前の流量がわかっていれば、およその移動速度も見えてきます。
現在の太平洋プレートが１０ｃｍ／年なら、次の変動は３．５倍の「３５ｃｍ／年」で東北東から押し寄せてきます。）
そのほかの傾向：
・ 変動で加速、後は少しづつ減衰ですが、Ｂ〜Ｃ〜Ｄでは、変動が重なって、都度速さが増しているように見えます。
・ 概念図では…、方向変化と速度減少傾向だけで、今現在がＢ〜Ｃ間のどのあたりかについて、正確な特定はできません。
（ 屈曲点にさしかかってから、加速が終わるまでをつないだ小さなカーブでさえ、大きな時間が必要です。）
・ Ｂ点以前は移動方向が南北で、このグラフで
は、表すことができませんし、供給方向が南が中心になるとおもわれますので、Ａ点以前の軌跡がたどれませんので、ラインを引くことができません。
（ ２５０Ｍａ〜６６Ｍａの、相関図では、ベクトルの向きも表現しなければいけないでしょう。）
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参考日記：
「 �ゥ廛譟璽箸鯑阿�す力？… 隕石で加速、自然に減速。」07月30日
" https://www.yamareco.com/modules/diary/173565-detail-275618 "
新説日本列島: �┷�の日本列島に何が起こっているか（その２）07月29日
" https://www.yamareco.com/modules/diary/173565-detail-275560 "
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