新説日本列島：　⑨「プレート流量変動移動説」に都合のいい証拠

2022年08月02日 07:11【新：海洋プレート流動説】全体に公開

・　「点動説から地動説」「流量変動移動説」聞いたことがない、途方もない仮説？　に思えますが、「そう思って本を読み返してみると」あちこちに、その可能性を示す記述が見られます。

　（　既成の概念をリセットして、流量変動移動説グラフを片手に、全文を読んでみてください。）

図１～３：　第１０章地質構造とその発達…　§10.11 日本周辺の海洋プレートの変遷　
　　「日本の地質」岩波書店選書　１９９２年　「　10.11 ：松田時彦　」
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（　部分引用。）

　『　～　白亜紀の１１０～８０Ｍａの帰還は海底の拡大速度が異常に（約３倍）大きかった「パルス」らしい。
　　その頃、日本列島への海洋プレートの沈み込みは、北北西へ２４ｃｍ／年に達していたと推定されている（上田・都城、1973）　９０～８０Ｍａ以後は８ｃｍ／年程度になった。　』　　

　『　ｃ）４０Ｍａ以降　～
　　①　このように４０Ｍａ頃、現在の東日本島弧系が発達し始めたが、その島弧としての活動は東北日本弧では２３Ｍａ頃までは顕在化しなかった。
　　②　東日本の中新世初期に始まる、いわゆるグリーンタフ地域の火山活動は、この島弧系の内帯の活動を示すものであり、その活動は現在まで続いている。～　』
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　（　文のあちこちに、時期によって、プレート流量が変動していたことの表記が見られます。
　　特に、①、②の部分は「流量変動移動説」とほぼ同じことを現している…　ように、私には思えます。）

・　これまでバラバラで関連性の見えなかった地質変動の年代が、「プレート流量変動移動説」で見てみると、事象と年代と場所によって、うまくつながってくる部分が見られます。
　　
（　当然のことながら、矛盾する記述も多いが、それは、もともとの思想が、４０Ｍａにハワイで起こった事象が、日本でもアメリカでも、同時多発的に起こったのを前提に見ている文章なので、私の流量変動移動説なら、ハワイで４０Ｍａにおきたこと（屈曲点）と、日本で２０Ｍａに起きたことと、アメリカ沿岸で６６Ｍａに起きたことが全て同じ要因から発生した一連のことがらで、考え方にこれだけの時差があるから、表記がばらばらになるのは当たり前と言えます。）

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・　この文章だけでも、流量変動移動説に従って、整理してみると、実にうまく説明ができます。
　３４００万年前の、まだ人類のかけらもない大昔に落ちてきた隕石によって、起こったプレート変動…、　その「岩の波」が、今の日本に向かってまだ進み続けているなんて…　にわかには信じがたい…、
　この「とんでも」レベルの仮説は、これまでだれも考えなかった、自然の事象を正しく現していると、私は確信しています。

（　この考え方で、これまでの地史を整理していくと「日本の地史」と「地球の地史」が、新しい地球科学へ大きく生まれ変わる気がします。）

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bgm :　sleep deprivation ( Kiteretsu Encyclopedia )
" https://www.youtube.com/watch?v=Vyjct0hrrYc "

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同日追記：　
　・　引用文中の「パルス」は、私のプレート流量変動の説明中の、「トランジェント波形の始めのピーク」的なことと同じ意味です…。
…　って。　説明になっていないでしょうか？。

2022-08-01 新説日本列島：　⑦プレート流量

2022-08-03 新説日本列島：　⑩追記：　流量

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