地図： ＧＳＩ（1/2500）の詳細な等高線を活かす裏技。

・　これまでは主に、地理院のオンライン（1/25000）を使ってきましたが、
先日 geo_surveyor さんから、岐阜県公開のＧＳＩマップ（1/2500〜10000）を教えていただきました。

（　等高線の詳細さから、部分的な谷の図では、現地でしかわからなかった枝沢までが事前に把握できてありがたい。）

・　詳細な反面、広い範囲では何枚かを印刷して貼り合わせることになるが、　画面上では、1/10000　まではいいが、それより広げようとすると、せっかくの詳細等高線がなくなってしまう。

（　この矛盾する要素ではあるが、なんとか広い範囲で、高精度の等高線を印刷できないかと、考えていました。）

・　試行錯誤で塗り絵と切り貼りを続けるうち、
　広範囲を表示しつつ、詳細な等高線を印刷できる方法を見つけた。

（　地理院のオンラインでも使えるので、一度お試し下さい。）

・　具体的には「ブラウザの設定」の表示ズームを５０％に変更するだけで、精度そのままに４倍の面積を画面標示できる。

（　普通では文字も縮小されて「小さすぎてよめな〜い」ことになるが、地図を印刷するまでの間だけがまんします。）

・　この状態で、1/5000や、1/10000でＡ３サイズに印刷すると、広範囲で詳細な地図がゲットできる。

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図１：　円原峰の地理院オンライン（1/25000）地図
　　　（２枚貼り合わせでがんばっていました。）

図２：　同じ円原峰周辺の地理院オンライン３Ｄマップ（サイズは自在）

図３：　ＧＳＩマップでＡ３に印刷したもの（落書で色付け）1/5000
　　　（　余白が多いので実質Ｂ４です。）
　　　（　モニター画面では、等高線の細かいほうがよく見えないが、
　　　　印刷したものは、はっきり読み取れる。）

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オンラインマップＵＲＬ

地理院３Ｄマップ 円原／峰山
" http://maps.gsi.go.jp/index_3d.html?z=16&lat=35.64739269629656&lon=136.74506664276123&pxsize=2048&ls=std%7Crelief_free%2C0.4%7Cslopemap%2C0.79&blend=11&relief=3F2G0000FFG15BG0095FFG1C3G00EEFFG22CG91FF00G295GFFFF00G366GFF8C00GGFF4400#&cpx=33.881&cpy=-22.783&cpz=52.651&cux=-0.089&cuy=0.232&cuz=0.969&ctx=-1.927&cty=2.309&ctz=-16.229&a=1&b=0&dd=0 "

岐阜県公開のＧＳＩマップ（1/5000）円原／峰山
" https://gis-gifu.jp/gifu/Map?mid=2406&mps=5000&mtp=dm_gray&gprj=3&mpx=136.7418278716745&mpy=35.63952103297646 "

コメント

geo_surveyor

こんにちは。
色々な種類の地形図（等高線図）をご自分の使用目的に合わせて調製するのは楽しめますよね。
ただ大縮尺図は精度が均一ではないので、図化年次とともにご留意の上お使い下さい。

GISソフト（MapInfo、ArcGISなど）があると便利です。

makobe

geo_surveyorさん こんにちは　コメントありがとうございます。
・　地図上ではいけそうでも、倒木地獄だったり、踏み跡がなかったりで、
苦労したり、いけなかったりはありますので、
現地へいってみないとわからないことも多いですが、
それでも事前の下調べの情報が多いのは、イメージができてうれしいです。
ありがとうございました。