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( 私は今、一般的な海洋プレートの断面図とは、違うイメージで「海洋プレート」の姿を見ています。)
・ 新しく生まれた地層が、その下にある地層を重さで押しつぶしながら、上に積み重なって、 その力が、横に移動する力となって、海嶺からの供給量に伴って、横へ広がる力になると考えました。
( 供給量が増加したときは、横に伸びていく力の変化は、遅れて伝わります。 反対に、供給量が減少したときも、横に動く力も、すぐには減少せず、遅れて伝わります。)
・ 一般的な考えの断面では、プレートがどうして移動するのかについて、 (マントルにひきずられてとか、押されて横移動とか、はては沈み込みでひっぱられるからとか)諸説ありますが、 どれも納得がいかないので、海洋プレートの構造と、流動する原動力も含めて、独自の考えを概念図にしてみました。
図1: 私の考える「海洋プレート」の構造断面図。
( 「地層の原則」と、「アイソスタシー」をベースに考えています。)
< 地層の原則 > ニコラウス・ステノ
(1) その地層が形成されたときはいつでも、その上には流体だけがよこたわっていたのであり、 ゆえに、もっとも低い位置の地層が堆積したとき、それより上の地層は存在していなかった。
(2) 地層が形成されたときはいつでも、それより下の面と両側の面は、その下の岩体と両脇の岸体の面に接していた。
(3) 地層は、水平面に対して、垂直であろうが、傾斜していようが、かつてはそれと平行であった。
< アイソスタシー >
・ 地殻はマントルよりも密度が低いため、地殻がマントルの上に浮かんで、 浮力と重力が釣り合っているという考え方で、 水に木やプラスチックが浮くことと同じ。
< イメージは砂時計 >
図2: 海洋プレートは、海嶺を中心に左右対称なので、反転貼り付け合成。
・ 砂時計の下の器に水がたまっていて、落ちていく水より軽い砂が水の上に浮いてたまっていく… そんな砂時計を想像してみてください。
( 中央に降り積もっていく砂が、高くなるほどに、その重さで底が下にふくらんでいって、 上に浮かんでいる部分と同じだけ、沈んでいる部分もその厚みを増しながら、 たかくなればなるほど重みで崩れながら、その幅をひろげていく…
そんなイメージで、海洋プレートは拡大しています。)
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参考URL:
アイソスタシー フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
" https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%BD%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%B7%E3%83%BC "
コトバンク アイソスタシー(読み)あいそすたしー(英語表記)isostasy
" https://kotobank.jp/word/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%BD%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%B7%E3%83%BC-23743 "
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