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図1: 地磁気異常の時代線図に、移動方向と境界を加筆。(太平洋全体)
・ この現在の海底の地磁気に残された記録から、どの部分がどう流れてきて、 どこで、流路が変化したか、どこでまげられ、どこで方向転換して、 どことどこがぶつかって合流したかが、想像できます。
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・ それまで「西」向けだった太平洋プレート北端の流れが、 65Maごろに、太平洋北部から南向けの流れが発生しています。
それが、アリューシャンから千島沿いに、端部を周回するように、進行方向を南に向けています。
( これらのダイナミックな流れの変動は、海洋地殻の表層部のデータでしかありません、 下層のほとんどは、西北西への沈み込みをしているのに、 表層だけが反対方向に流れ、西半分の北向けの流れと、真っ向からぶつかっているのがとても不思議です。)
<注>
・ この太平洋全体図の動きを見て…、
これまでの「ハワイの海山列の向きから、その海底地殻の移動方向の変化」を言っていたこと自体、 (私の過去の日記も含めて)その解釈が根底からの誤りであったことをあらわしています。
( 複雑ではあっても、この部分をちゃんと説明していきたいと思います。)
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過去日記の資料と比較:
地球科学: 海洋プレートの謎(詳細5)不思議がいっぱいの太平洋 2022年12月31日
" https://www.yamareco.com/modules/diary/173565-detail-288491 "
地球科学: 海洋プレート流動(詳細3)海嶺とホットスポット 2022年 12月 29日
" https://www.yamareco.com/modules/diary/173565-detail-288302 "
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