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（ 日曜日は、一日中このことで頭がいっぱいでした ）
・ 悩ましいのは「ハワイ海山列」の軌跡が「Ｌ字型」なこと。
（ 昨日の図のように、直線もしくは円弧状にそれぞれ移動したのなら、 全く問題にはならないが、「Ｌ字型」にあてはめようとすると、途端に複雑化する。）
・ 一番の問題点は、南に成長していたシャッキーが、北上に変わったとき、 当然、それ以前の軌跡とそこから北上していくときの軌跡が、重なることです。
図１： 「Ｌ字型に」流動したときの、シャッキー海台と明治海山の軌跡。
（ 出発点のホットスポットを（Ｈｓ）
シャッキー海台の軌跡の、南下を紫で（Ｓ１）
以降の北上と西進をオレンジで（Ｓ２、Ｓ３）
明治海山の軌跡の、北上と西進をを赤で、（Ｍ１、Ｍ２）で示す。）
・ 図の示す、Ｓ１〜Ｓ２の間は、往復分の軌跡が重なる部分となる。
（ すこしでも、角度がかわってくれていたら、もっとわかりやすいのだけれど、 現実に起こったことであればしかたがないので、往復分重なっていることを受け入れることにして、 検証を先に進めることにした。 ）
図２： 「ハワイ海山列」の年代図。
（ 岩波地球科学選書「地球」上田誠也・水谷仁：編 1992発行より ）
・ 改めて、年代の詳しい資料を見てみました、
特に（７０〜４２）の北上部分に注意して見ると…
� 、い硫柔佛�代が２点、●のＡｒ−Ａｒ年代が２点、〇のＫ−Ａｒ年代が１点の、合計５点の資料です。
（ 残りのｘｘｘｘｘは、説明がないので、想定すると、
測定しなかった？、か、もしくは、測定はしたが期待値でなかったか？ のどちらかでしょう。）
・ そんな数字からも「Ｌ字型」の内のｘｘｘｘのところに、時代の異なる噴火年代がまぎれていても、 不思議ではないと思うことにする。
（ もし往復の重なり部分で、実際に下からどう積み重なったかを想像してみると、 すでに上に海山がある時には、下からのマグマは、すでにある海山の下へ重なっていく。
先の海山がない場所では、海洋地殻を突き抜けて、新しい海山を形成したのではないかと想像する。 ）
・ そんな風に、見方を変えることで、解決する部分と、さらに悩ましい新たな疑問が沸いてくる。
（ 一番の問題は、当初考えていた「日本列島と日本海の形成」も、
この１４０〜７０Ｍａの間の「海洋プレートの逆転」を、おりこむことが可能かどうか？ ）
・ 先のことは、わからないが、今の時点でのこの仮説が、
自分で自分の首を絞めていることにならないことを願うしかない。
（ それにしても、都合のいいデータしか公表されていないのは、
もどかしい、全てのｘｘｘｘの年代を知りたい … ）
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同日追記：
・ 図２での、北上部分で一つ気が付いたことが在ります。
それは前半２／３が描く円弧と後半１／３の軌跡とが、
ビミョウに違っている気がします。
（ このわずかな違いが、折れ曲がりの、行きと帰りの違いかも知れないと、わずかな希望をもって、海底地形図をながめてみることにします。）
・ このビミョウな違いを「そのように見える」補助線を引いてみました。
図３： 視点を変えた、シャッキー海台とハワイ海山列。
（ 黄緑の破線が往路、赤の破線が復路です。）
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