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（ 「上層と下層が違う向きに流れている…」そのことだけでも、
年月をおって順に変形していく様子を、追いかけて描こうとすると、
難解で、時々混乱してしまうのに… ）
図１： ハワイを中心とした海底地形
図２： �∩忰〜悗領�動と、「海山」と「火道痕」概念図
図３： 放射状の断裂痕を補助線で強調
・ まずはこの「放射状の断裂痕」が、動いていないといえる理由。
（ａ）直線で描かれた断裂痕は、変形の跡が見られない。
（ｂ）ホットスポットの現在活動中の海山を中心に、まっすぐ広がっている。
・ ハワイで言えば、�〜悗硫估産�でさえ、後からの�∩悗寮掌�きの流れに影響を受けて
少し西向きに曲げられ変形した部分が見られるとゆうのに、
この「放射状の断裂痕」では、まったく変形を受けた痕跡が見られないこと。
・ このことは、周囲が�´∩悗里茲Δ貌団衒�向に移動していない、
不動の海洋地殻の上に、ほっとスポットが活動を開始、
同心円状に海山が成長してきた時の、まっすぐ放射状にできた断裂帯といえる。
・ この同心円状に形成された海山は、�，領�動により、
はぎとられるように北西方向に運ばれて、
その後の海底に、断裂帯の痕跡だけが残された… と私は考えています。
◎ この「不動のゼロ層」の存在は、２つの重要な意味を持つ。
・ プレート論では、太平洋の海洋地殻は海溝まで２億年で到達するので、
それ以前の地殻は存在しないことになっているが、
この不動のゼロ層に、同心円の海山を形成した活動は、
�〜悗粒萋阿�２５０Ｍａ以降であることから、
５００〜２５０Ｍａの出来事と言える。
・ もう一つはプレートの移動する理由（原動力）が、
海洋地殻の下のマントルの流動によるとされている、
いわゆる「プルーム・テクトニクス」さえ、
不動の層が地殻とマントルの間に存在していては、
成立しないことになってしまう。
（ このプレート論とプルーム論の両方を、まっこうから相対する、
太平洋海洋地殻の最下層「不動のゼロ層」は幻か真実か… ）
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