要約すると…
(1)マントルの底から上昇するマグマは、海洋地殻の弱線をすり抜けて湧き上がる。
(2)最下層の弱線は「クモの巣の縦糸」のような放射状の直線。
(3)第2層の弱線は「グレーチング」のような縦横の網目。(横が細かい)
(4)最下層から直線的に湧き上がってきたマグマが、
第2層の縦横の網目を通り抜けてくるのだが、
下層の直線と第2層の網目が斜めにずれていた時、
あの海嶺とトランスフォーム断層が組み合わさった独特のギザギザ形状が生まれる。
・ 概念図
図1: 底から上昇するマグマが、最下層の弱線をすり抜けて直線的に湧き上がってくる様子。
図2: 直線的に湧き上がるマグマが、斜めの網目を通ってギザギザ海嶺になる様子。
・ 3Dで表現しようとすると難易度が上がるが、
絵心のない私には、これを手書きでは表現できないので、
最近の概念図は、エクセルに頼りっぱなしです。
( 長い文章より、一枚の絵のほうが、立体的なイメージをお伝えしやすいと思います。)
図3: 実際の海底地形の海嶺とトランスフォーム断層のギザギザ地形。
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BGM:
『糸』/ 中島みゆき 2020
https://www.youtube.com/watch?v=hDisMIGEP1U
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