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いかに隕石の痕跡のクレータが多いかをみることができるが、
エネルギーの大きいものだけ、ましてそれが生物種の減少にからむほどの大きさはそんなに多くない。
( 図はわかっているものだけで、海洋に落ちたものについては痕跡をたどれないので、
図はその一部でしかないと思える。)
図1: 隕石のエネルギーとその他のエネルギーの比較表。
図2: 核爆発の規模
・ 隕石のエネルギーとその他のエネルギーでいえば、
いかに隕石のエネルギーが大きいかがわかるが、
このグラフの一番上は65Maのユカタン半島のチクシュルーブクレーターからの 想定直径10kmだが、
250MaのP/T境界の絶滅を引き起こしたと思われるものについてはさらに大きい?…
( 私の勝手な想像での、日本海隕石は直径100kmで、恐竜絶滅の直径10kmの10倍、 エネルギーは体積に比例で1000倍、グラフでいえば3段上に位置する。)
<注> あくまで、私の個人的な想像です。
・ ただし、隕石のそれは、その瞬間だけで終わらない。
地殻の下のマントルからさらに深く沈みこんで、ホットスポットとしてとどまってから、 数億年が経過しても、まだマグマを生み続け、地球を暖め続けている。
これらの、エネルギーは、時代を経てわずかづつ減少していっている。
( 皮肉なことに、これまでの隕石のエネルギーの補充がなかったら、
地球は永遠の氷の星になっていたかもしれない。)
・ 地球単位での、大きな、それもとんでもなく長いスケールでの、変化とは異なった、 わずか4半世紀での、温度の上昇がよく言われる。
図3: 平均温度の変化と、核実験の回数、原子力発電所の数を組み合わせた物。
( 図3のオレンジ色の棒グラフが、平均温度の変化です )
( 右下に核実験回数、右上は原子力(核)発電所数。 )
・ 最初に思い浮かべるのが、過去から現在まで続く人類の戦争と平均温度とは、関係ありそうだが、
一時的な変動は見られても、終焉とともに、復帰しているようにみえる。
・ ならばその他の様相で思い浮かぶのが
戦争と、核兵器/核実験?
原子力と呼ばれる、核発電?
( 平和利用と呼ばれる、位置づけだが、原子力潜水艦は何利用?。)
( グラフは回数の変化しかないが、規模は始めのころと現在とでは、異なっているだろうし、 忘れてならないのが、核のエネルギーは、はじけた時点で終わりではなく、 半減期で減少はするものの、永遠に活動し続けるホットスポットのように、 それぞれが全て累積していくことで、新しいものをやめたからといって、これまでのものがなくなることはない。)
事故がなく運用できている発電設備でも、発電のエネルギーとは別に、永遠に冷やし続けなければいけない運命を抱える。
・ それでいえば、現在仮にでも、全てをやめて方向転換できたとしても、 今あるものの発生する熱エネルギーは止まらない。
・ 原潜等も、沈没したら、手の出しようがない、
永遠に放射能と熱を出し続ける。 発電所も同様で、設備の寿命が半世紀でも、燃料は永遠に放射能と熱を出し続ける。
( あきらめの悪い性格の私としては、認めたくない「手遅れ…?」の言葉が浮かぶ。
戦争なんぞやってる場合とちゃいまっせ … )
・ いまだに、原子力を「夢の…」と思っている方へ
「幻です…」早く気づいて、これからできることを考えて下さい。
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