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NHK動画の飛行物体を、カメラマンになったつもりで再現してみよう。
図1: 動画の始め(遠景)
・ カメラは、地平線が真ん中、ほぼ水平に下半分が夜景。
図2: 左上から斜めに星が下りてきて、ここで一旦停止。
・ 撮影者は、カメラの向きを夜景の水平方向から、
一定の速さで、左上に向かって、斜めに仰角を変える。
( やがて、主役のオリオン座が画面中央に収まる位置で停止。)
図3: 星はその後、直角に向きを変えて左下に移動。
・ 撮影者はすかさずズームアップして、主役のオリオン座を画面いっぱいにとらえる。
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・ この撮影者の2回のカメラ操作によって、
L字型に飛ぶ謎の飛行物体映像が生まれる。
( 視点を左下の星から、周辺の星に向けてみると、
中央よりのいくつかの星が、問題の星と同じように、
前半は平行移動していて、
後半では、下部は下向き、上部は上向き、左上の星は左上に向かって
全体が、放射状にひろがっていることがわかる。)
・ それを、恣意的に周辺を切り取った画像にしたことで、
あたかも全体は止まっていて、左下の星だけがL字型に動いたように思わせてしまっている。
( 切り取り画像を見た後は、元の動画をみても、そう思ってみているので
視点が初めから左下に集中してしまい、そうみえてしまう。)
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問題の動画: NHK for school
「 コブの星 ベテルギウス 」 太陽の1000倍の大きさ
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/clip/?das_id=D0005410021_00000
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・ これはなにも動画を見るときだけでなく、
太平洋の海洋地殻が、どのように動いているかを考えるとき、
一般常識となっているハワイの海山列のL字型形状から、
「 海洋地殻全体が一枚板のプレート状の個体として、
40Maにそれまでの進行方向の北北西から西北西に変わった 」
とゆう、強烈な固定観念から(世界中の人々が)抜け出すことができないでいる。
( それを、いったんプレートイメージから離れて、場所や年代によって、
向きも速さも異なる、上下に重なった流動体として、新しい視点でとらえてみれば、 それまでの「謎」がすべて解明できる。)
・ 自分の視点を他人の思い描く視点に切り替えることは、はじめは大きな抵抗があるが、 いったん考え方に納得ができると、これまでのすべてのふるまいが、 それ以前とは違ったものに見えてきて、それまで見ようとしなかったことまでが、 明確にとらえることができる。
( 半世紀前の世代では、この考え方の切り替えを「コペルニクス的転回」と呼んでいた。)
カメラの動きとズームによって
星が動いているように見えていただけのようですね
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