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手書きで書いて、海山と海山の境界にできたつなぎ目を「境界弱線(仮名)」とした。
図1: 古太平洋の、海山と境界弱線の概念図 ( 2024.01 makobe )
( 私の思い描いた、古太平洋の、海山の姿はほんとうか? )
・ そこで手持ちの本をかたっぱしから読み直してみると…
フィールドジオロジーの本に 下記の図を見つけた。
図2: 側噴火と放射岩脈の模式図
フィールドジオロジー(6)「構造地質学」共立出版 より
図3: カルデラ発達史 の模式図
フィールドジオロジー(6)「構造地質学」共立出版 より
・ どちらも、火山の貫入についての概念図ですが、
考えてみれば、海底にできる海山といえども、
まぎれもない火山であって、
海嶺でさえも、線状の噴火口を持つ海底火山と考えれば
海の底であろうが、山の上であろうが、
成因が同じなら内部構造も同様と考えていい。
( この2ちの火山の概念図の説明を、じっくり読み直して、
少し不安が薄れ、これをベースに次に進んでいく自信がわいてきた。)
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フィールドジオロジー(6)「構造地質学」共立出版 より
( 天野一男、狩野謙一 共著 )
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同日追記:
・ 4億年前の動かない海洋地殻の時代
( まだ太平洋の南側の中央海嶺が活動開始する前 )にできた海山は
海底にできた火山(海底火山)なのに
( プレート論しか頭に思い浮かばない人々は
その太平洋プレートが動き出す前の、
(海嶺ができる前の)海底の姿がどうだったのかを
想像しようとしない… )
だれも太平洋の5億年前の姿を考えようとしないし、
だれもその海山が、火山の断面と同じで、上に積み重なるとは考えない。
フィールドジオロジー(6)構造地質学の
火山の概念図2つと、
私の描いた、古海底海山の姿は同じだ。
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