( 地形的に分かりやすいのは、垂直断面(90度)を持つ断層で、
尾根や谷を、直線的な断層が横切って、直交する谷として見える地形。)
( 私にとっての身近なところで、武儀川断層は横ずれ、
隆起の写真で有名な根尾谷断層は、垂直ずれで、
どちらも「垂直断層」でわかりやすい。)
・ 対して「低角度断層」は、斜め45度未満の断面を持つ断層で、
断面は尾根や谷の形状が、斜めスライスされた感じで、
地図上で認識しずらい。
( 6角鉛筆の先を丸く削った時の切り口が、ナミナミの形になる感じでしょうか。)
・ 低角度かどうかはわかりませんが、
美山の相戸岳北尾根や、北山は、斜めスライスの引型断面らしき地形があり、
将棋倒しとも言われる山体構造は特徴的。
図1: 山県市旧美山町「北山」斜面から「峰山、相戸岳」方面
(国土地理院Q地図3Dマップ)
( スライスのエッジを尾根とカン違いしやすく、下りは特に要注意です。)
・ 低角度断層と地滑りの区別が難しいかもしれません。
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・ 低角度断層の角度が、0度水平だったら?、
それはもう断層とは呼ばないでしょうか?、
水平なのに…表層雪崩のように上層が下層とは別方向に動く?
を思い浮かべてしまいました。
( なんでも海洋地殻にむすびつけるのは…
ほとんどビョウキ?ですね。)
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