自説に自問自答を繰り返しています。
( もしその理由が押し流す側の層の厚さが少ないことが原因で、取り残され海山が多く…
反対に層が厚い時には、取り残され海山が少ないのだとしたら… )
( もしその理由が始めは上層が薄く、北西向けの中間層の上に根を深く張っていることで多かったなら… )
・ この2つの仮説のどちらであっても、
それを天皇海山列にあてはめて考えると、
こっちにも「取り残され海山」が多く残されていてもよさげに思える…
( 実際の天皇海山列はごっそり持っていかれて、
火道痕跡がくっきり線状に残っているのか? )
・ 様々な憶測で理由をつけようとしたが、
一つ気づいたのが「ヘス海台」の存在です。
図1: 以前作成したハワイの動画(シャッキー海台とヘス海台含む)
図2: 今回作成のハワイの動画(海台なしの立体概念図)
( 始めのハワイの動画では、シャッキー海台とヘス海台が、
天皇海山列の両側に寄り添っていたが、
今年の動画では、立体表現するため省略してしまっている。)
・ ヘス海台が邪魔して抵抗が大きく、
全体が押されてから海山が移動するので、
天皇海山列に取り残され海山がないとすれば納得できる。
図3: 火道痕跡の湾曲部と、東の海底の亀裂(Googleマップ)
それどころか「火道痕跡」が後半(南側)でビミョウに湾曲していたり、
その湾曲部分の東の海底には、上下(北と南)に「カギ裂き」のような断裂まである。
屈曲点との境界には、
振り子が引きずったような円弧状の海山列も見える。
( これらがもしも、ヘス海台が存在していたことでの、
上層の地殻の流れそのものに抵抗があって、
その影響の結果としての地殻の歪の痕跡が残ったものならば… )
・ だんだん妄想過多で「タラレバ」が多くなってきましたので、
もう少しゆっくり考えてみたいと思います。
( このハワイ周辺の現在の海底地形の様子が、
全て納得のいく説明になったなら、
私の「海底地殻の流動説」が実際の海底地形で検証されたことになります。)
・ 世界中のだれでもがオンラインで、
自由に見ることのできる、太平洋海底地形ですが…
海山や海の溝など、それぞれの形には、そうなった理由があって、
過去にどう動いてきたかの手がかりが記録されています。
プレート論をベースに考える科学者のみなさんは、
現実の地形からの新しい視点を、
はたして受け入れてくださるでしょうか。
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追記:
・ 「取り残され海山」とか「置き去り海山」とか、
勝手につけた、いいかげんな呼び方をしていますが、
AI翻訳で英語に訳した後、日本語に翻訳し直すと「座礁した海山」になってしまいます。
( これはあまりうまくないので、
「 流されなかった海山 = Seamount didn't wash away 」
にしたほうが、誤解がなくていいかもしれません… )
・ もっとセンスのいい「科学的な呼称」になるといいのですが…
ちなみに、火道痕跡は 「 = trace of a magma road 」 でしょうか?
勝手に命名できるのは、発見者の特権?
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