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娘夫婦と落ち合うまでに時間が１時間ほどあったので、各務原の図書館に立ち寄り「地球科学」の棚を物色、厚表紙の「玄武岩時代」1991年を、３０分ほど見た。
・ 短時間では流し読みしかできませんでしたが、時代的には四半世紀以上前のプレートテクトニクスが日本に伝わったころの本。
・ 自宅に帰ってネットして、この「星野通平」さんの書籍を見て、 地球膨張説を最後まで追求した先生とわかり、さらには２０２１年に他界されていることも知った。
（ 可能ならば、２０１０年の「反プレートテクトニクス論」と、２０１４年の「地球の歴史」地球膨張説… を、入手してじっくり読んでみたいと思った。）
・ 「地球膨張説」は、よくわからないが、
生涯をかけて「反プレートテクトニクス」を貫きとおすことは、
科学者さんとしては、相当な努力を必要としただろうと想像する。
（ 私は素人で、失うものは何もない身ですが、残りの最後まで、
勉強と拡散の努力を、続けていこうと思っています。）
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図書館で流し読みしかできなかった「玄武岩時代」の目次
第�吃堯｜狼紊領鮖�
1. 隕石の集積
2. 花崗岩時代
3. 漸移時代
4. 玄武岩時代
第�局堯ヽた綵爐涼麓然愿�概念
5. 海水準の意義
6. 古海水準の指標
7. ユースタシー
8. 海進と海退
9. 地殻の隆起と沈降
10. 沈降と堆積
11. 台地と地向斜
第�敬堯＼焼酘�本列島の地質
12. 日本海盆の中央台地
13. 西南日本の地質構造
14. 西南日本のバリスカン期の3つのオフィオライト
15. 玄武岩時代の西南日本の第1次花崗岩活動
16. 玄武岩時代の西南日本の第2次花崗岩活動
17. 中期中新世のバリスカン造山運動の再生
18. フォツサマグナ
19. 海水準変化からみた日本海の歴史
20. 第四紀の諸問題
第�孤堯〃觚�
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星野通平教授の研究室
https://www.dino.or.jp/hoshino/
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ネットでの論文：
海洋地質学の根本問題 星野 通平 1974
https://www.jstage.jst.go.jp/article/agcjchikyukagaku/28/1/28_KJ00005299384/_pdf/-char/ja
論文の部分引用：
『 転石の地質学という観点からすれば，このごろの海底試料の採集は，深海堆積物の長大試料の採集だの，岩石ボーリング機砥の導入などによって，しだいに精密さをくわえているし，転石そのものは ，阿武隈の「十字石・藍晶石」の発見のように，単位を考慮して取扱えぽそれなりの意味がある．
〜 中略 〜
海洋地質学の問題点は，そのこととはまったく別のところにあるように思われる．
べロウソフの海洋化作用に直接かかわりあいをもつ問題であり，地質学の根本問題の一つにちがいない 〜 』
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書籍：
敦賀湾の謎（沈黙の海底と生きている化石）？
海水準と地殻の発達（− 西南日本列島の地質構造への適用）？
膨らむ地球（―その証拠・原因・影響―）？
太平洋 (1962年) (地学双書〈18〉) 1962/1/1
太平洋の科学 (1969年) (NHKブックス) 1969/1/1
島弧と海洋 (1972年) 星野通平、青木斌 | 1972/1/1
海底の世界 (東海科学選書) 1977/10/1
日本海の地質 柴崎達雄、 1982/5/1
海洋地質学 (1983年) 1983/9/1
駿河湾のなぞ―沈黙の海底と生きている化石 1984/3/1
玄武岩時代（地質学の諸カテゴリー） 1991/11/1
毒蛇の来た道 1992/11/1
反プレートテクトニクス論 2010/1/1
（A Plate Tectonics Controversy＝プレートテクトニクス論争）
地球の歴史 地球微膨張説による 2014/1/1
学生の頃、星野先生の海洋地質学の講義を受けました
（講義を受けただけで、その後は非アカデミックの人生を送っております）。
懐かしくコメントさせていただきました。
地学を専攻しておられたのでしょうか？
私は、まだこれから本に触れてみたいとゆう段階ですが、
出版されておられるタイトルだけを見ても、通説とは異なる険しかったであろう道を、生涯貫かれた、先生を尊敬します。（想像だけですが）
私は大学の経験がないのでわかりませんが、先生が通説と異なる自説を持っておられる場合、その先生の授業は、どちらにそって行われるのでしょうか？
興味深々です。
地学を学ぶ環境におりましたが、できの悪い学生で
ございましたので本当に一般教養の枠にとどまる程度の学びしか
できておりませんでした。
学科内では学説が大きく二手に分かれていたと記憶しております。
星野先生は通説に迎合することなく、先生の解釈そのものの授業を
展開しておられました。
・ 異なる学説のどちらも学べ、そこから学んだ方々が、双方を超える物を生み出せる大学の環境は、すばらしいと感じます。
（ 私は文章が苦手で、自分の思い描いた景色を、うまく言葉にできませんが、少しでも多くの人に見ていただきたいと思います。）
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