店自体は小さいのかと思ったら、そこそこな規模。一般的なコンビニの2倍から3倍くらいのサイズ。入って右手には、ブラジル家庭料理レストラン、ロディオグリル。左手にはブラジル雑貨屋。ロディオグリルについては先日の日記で書いてますので省略。雑貨屋は日本人ならまず買わないであろうスマホケースとか衣類とか、モロ・ブラジル・デザインのグッズ。バンダナとかキーホルダーなど。お値段は円で表示されているし、商品名の読みはカタカナで書いてあるけど、日本語に堪能な私は、そのカタカナは読めるけど、それがどのような商品を意味するのかはわからない。売ってるモノの7割りくらいは分からない。お客さんはブラジル人…と思う。とにかく外国の人。店内で聞えるのはたぶんポルトガル語。日本人らしきヒトはいない。一見、日本人に見えても日系ブラジル人。日本語は全く聞こえない。でも、店員さんは日本語が通じるので、私のように日本語しか流暢に話せない方でも安心。
店内で売っている物は基本的に保存可能な商品が主。精肉、お酒、缶ジュース、即席麺、菓子、お茶、洗剤、衣類、雑貨など。あと、店内で焼いているブラジルのパン。精肉コーナーが特に充実している。ブラジルのヒトはとにかく肉を食べるようだ。巨大な塊の肉を切り売りしている。冷凍庫には豚の頭とか、子豚がまるまる一匹冷凍されていた。お値段3万円。お酒はカシャーサをはじめブラジル酒が見た限り良心的な価格で販売されていた。
店内の雰囲気は、ほぼ・ブラジル。だからと言って、大木金太郎と世界の頭突き合戦が始まってしまうわけではありません…それは、ボボ・ブラジル(古い)。ボボ・ブラジルが九州地方でプロレス中継される時は、単に「ブラジル」と呼称されていたことは、すぐにでも使える実践的豆知識。さ。これで元々少ないこの日記を読んでくれる人がさらにグィィ減ったぞ。じゃあ、書くなよって。でも、これが書きたかったんだ。
で。買ったのは、
○本場ブラジルのガラナ。アンタルチカ他。日本アマゾンでも買えるけど、こっちのほうが安い。350mlで¥88。本場モノそのものかと思ったら、カタカナで「ガラナ」と書いてあるのがこころにくい。日本の業者が日本向けに製造されたのを輸入したのでしょうか。アンタルチカの味は、北海道で売ってるのより甘さ控えめ。ドライな味。
○タイの缶ジュース。¥148。グアバとかココナッツ、ザクロ味といった日本ではまず見ない缶ジュースもあったけど、特にインパクトのあったタマリンド味を買う。茶色いサヤエンドウみたいな絵が缶に描いてある。見るからに飲めそうにない味だ。だが、面白い。何事も勉強と思うが飲むのが怖い。
○トルコのソフトキャンディーDamla。¥188。グリーンアップル味。食感から味までハイチュウそのもの。普通に食べられる。他にも数種類あった。
○ブラジルのミント茶。ティーバッグ。10ヶ入り。¥180。日本で普通に買えるミントティーそのもの。他にはマテ茶が充実していた。マテ茶は、あまり好みでないから買わなかったけど。
○最後に、タイのヤムヤムという袋麺。トムヤムシュリンプクリーミーという聞いたことないフレーバー。5食入り。¥251。ほんのりエビの殻の味がした。日本には無い味。あり得ない味。見た目通り辛いが、食べられない辛さではなかった。風変りな即席麺が食べたいヒト向け。同じシリーズで他にも何種類かあったけど、全部買えばよかったかも。面白い味なもんで。造り方は、日本語で記載したシールが貼ってあるけど、ゆで時間が2分というだけで、一般的な即席めんと同じ。
とまあ。初訪問ということもあってか、何の商品だか分からないということもあってか、あんまり買わなかった。次回は時間をかけてじっくり訪れてみたいです。特に外国のドレッシングとか買いたかったけど、どれがドレッシングなのか分からなくてね。帰りに「熊谷」や「春日部」ナンバーの車を見たら、なんだかホッとした。まるで外国から帰ってきたかのような安堵感を得た。不思議な町だ。大泉。
2017年2月22日、両崖山・行道山の帰りに訪問。
▼車で行く地球の裏側〜レストラン編
https://www.yamareco.com/modules/diary/18949-detail-137914
▼スーパーメルカドタカラ
10:00-20:00 火休 Pあり無料
群馬県邑楽郡大泉町坂田3-12-10 0276-61-0201
http://www.takaramc.com/company/takara_ohta.html
▼大泉町観光協会
http://www.oizumimachi-kankoukyoukai.jp/
moglessさん、こんにちわ。
地域のスーパー巡りは楽しいですね。
たまにとんでもないブツに巡り合うことも
(たまにですがやります)
日本の場合は三世がやたら入り込んでますから、
大規模な工場、特に自動車メーカーには
やたらめったりブラジル人が多い。
スバルの太田、ホンダの鈴鹿とか。。
私も仕事で知り合った三世が何人かいて、
国に帰る時は一緒に貨物船の旅をしようなんて
冗談をとばしていたものです。。
k-yamaneさん、コメントありがとうございます。
地元スーパーは遠征時の食材と土産の調達のために立ち寄ります。珍しい物品は、あるにはありますけど、事前に知っていないとなかなかバッタリと巡り合うことは困難ですかね。でも、探しあてた時は、石油でも掘り当てたかのような感動があります。
日系ブラジル人の知り合いがいるなんて面白いですね。私などは、外国人と接する機会はありますけど、知り合いになることはまずないので羨ましいです。
大泉町はメルカドタカラの他にもブラジルスーパーやブラジル料理店があるので再訪確定です。近くにそれらしい山がないのが難点ですけど。
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