北海道を、道北、道央、道東、道南の4つの地域に分けてそれぞれの絶景地、定番スポット、グルメ、温泉、キャンプ場などを必要十分な情報量で細々と紹介しています。情報量は膨大です。何件掲載されているのか表記がないので分かりませんが、2016年版が700件なので、それ以上はあるのでしょう。半端なボリュームではないです。グルメなら、地元に愛されている安くてうまい店。温泉なら、格安や無料で入れるけど熊には注意ねってとこが中心。大型観光バスがドカドカ乗り付けてくるようなスポットはごく僅かです。爆買い集団とバッティングすることも少ないでしょう。
外に出ないとどこにいるのか分からないホテルやら、キラキラした旅館、どこでも食べられそうな地域性のないオシャレな料理だの、駅から近いだの、☆がいくつだのなんていう情報は一切載ってません。旗の後ろをバッチつけてゾロゾロしてるような方々が訪れるような場所は、ほぼ掲載されていません。見やすいマップもついてます。0円マップのように情報を盛り込み過ぎてゴチャゴチャしてて見づらいという地図ではないのが好印象。
もっと深く知りたければ、ネットでいくらでも調べられるので、どういうスポットがあるのかを広く浅く知るには、必要にして充分な内容です。ただ、全ての定番スポットが網羅されているわけでもなくて、なんでアソコが掲載されていないのかなという場所もありました。何か理由があるのか、もしくは閉業したのか。立入禁止になったのか。
パラパラとめくっていると、ほとんどの場所が行ったことはないけども、既に知っているところで、私にとって目新しい情報はそんなにでもないのですけども、登山のついでに立ち寄れそうなスポットを俯瞰的に眺めるという点では有用です。まして北海道に初めて行くのであれば、持っていて損のない内容と思います。掲載の情報の中から自分にとって価値のあるものだけを抽出して旅の計画を立てる際に役立ちます。旅は自分で組み立てるもの、誰かが考えたモデルプランをたどるなんてマッピラだという方には極めて有用ですが、☆がいくつのホテルに泊まることこそ旅のステータスという方には、まずもって価値のない本でもあります。
掲載の写真を見ていると、過去に他の出版社の北海道本で既出の写真と同じモノを見つける。その写真ていったい何年前の写真なのと。この手の情報本で、掲載の情報は全てにおいて正確…ということはないと思う。これだけ膨大な情報の全てをいちいち電話するなどして、実際に営業しているのかどうかを確認するなんてしてたら、このお値段ではできないだろうし。取材時には営業してても、刊行時には閉業しましたって店も中にはあるだろうし。ボコボコな山道を走り、雨に打たれながら峠をいくつも越えて、実際に行ってみたら既に閉業していたなんてことは、よくある話で、そんなことですら旅の醍醐味として楽しめる人向けな内容。営業してないじゃないかとクレームつける方がいたとしたら、この冊子は向いていません。る●ぶをお勧めします。
出版社が学研なので、勝手にお堅い本をイメージしていたのですけども、この冊子の実走取材と撮影をしているのは、昭文社ツーリングマップル北海道の担当ライダー小原信好氏。だから、買ってみたというのもあります。元々がツーリングを主眼としてるので、そんなに堅苦しい内容ではありませんでした。手堅く真面目な造りではあるけど。北海道に行くのに、この冊子とツーリングマップル北海道があれば、他に必要なものはないくらいです。値段も安いし。
5年ほど前に有給消化に北海道ツーリングに行こうとしたときに。バイク雑誌に夏の風物詩の北海道ガイドが付かなくなったのに衝撃を受けましたが、0円マップさえも無くなっちゃったんですか・・・。
思わず、思い出のライハが健在なのか検索してしまいました(苦笑)
kikaiohさん、コメントありがとうございます。
0円マップ北海道は、2012年版が最終みたいです。なんだかんだとオートバイに乗る人自体が減ってきているので、致し方ない時代の流れなのかもしれません。ツーリングマップルすら心配になってきます。
青白い光を顔に浴びながら、目と指先だけを動かしているほうが、疲れないし、お金もかからないし、事故にも遭わないし、違反もしないし、思い出も残らないし。もっとも、そういう方々が大勢いてくれたほうが、出先で混雑しなくて助かりますけど。
こんばんは!
北海道ツーリング行きたいなぁ〜。
20年前にツーリング行って、その後旅行で行ったきりです。
0円マップの存在しりませんでした😅
欲しかったなぁ〜
今年行くのですか?
miwa1218さん、コメントありがとうございます。
北海道、行きます。正確には今年も行きます。
もうオートバイでは行かないですけど。山がメインなので。
何度、行っても新しい発見がありますし、行き尽くすことがないのが北海道の魅力です。今年、登る山もほぼ固まっています。あとは、登山後のプランを肉付けをするだけです。あと、船の予約。あ、その前に東北遠征があった。
0円マップは良いですよ。遊び心が満載で。写真も豊富で。定番スポットから、どうしようもないスポットまで載ってるし。もう新刊は出版されなくなってしまいましたけど。出たら、必ず買いますね。
この冊子を読みましたところ、稚内市にある最北端のマクドナルドの駐車場で、ベンチに座ってるドナルド氏と一緒に写真を撮るのが、私の目標となりました。何年後に達成できるか楽しみです。
こんばんは、「なまら蝦夷」もいい味出てる情報誌です♪
「旅人宿」の方が書かれていて、なかなかの穴場や、軽い登山のガイドも出ていて飽きないですよ!
道内書店の他、アマゾンなどでも販売しているようです。
今年も北海道を楽しんで行って下さいね(^^)
tomo-masaさん、コメントありがとうございます。
なまら蝦夷は全くのノーマークでした。それだけ、まだ北海道の表面をうろついているということなのでしょう。道民も知らないような、もっとディープな北海道のことを知りたいと思っていたので、参考にさせていただきます。新しいのは電子版しかないのですかね。アマゾンだと、もう中古でしか手に入らないみたいです。今度の北海道遠征で書店で探してみようと思います。貴重な情報をありがとうございました。
moglessさん、こんばんわ。
今年も北海道ツーリングですか。いいですね。
おいらは旧い元ライダーなので、
北海道に行ってた時は、ホクレンのマップと
とらべるまんの世代です。。最近はGPSマップ
なども使えて本当に便利になったけど、
リアルに欲しい価値のある情報というのは
なかなかに難しいので、そういう本があると
役に立ちそうですね。もう20年も行ってないので、
そろそろ行きたいなぁ。。
(今たまたま発見したけど、その時は写真左の右下の民宿に1カ月いました。)
k-yamaneさん、コメントありがとうございます。
いやーツーリングというわけでもないのですけども、登山旅行です。せっかく遠方まで足を運ぶのに、山だけ登って帰ってくるというのは、私の性質とは相容れないご様子なものですから。その際に参考にしようと思って買ってみました。
カーナビのカの字も無かった頃は、よく地図だけで走っていたと思います。頭の中で、これくらいの速度でこれくらい走ったら、何キロ移動しただろうから、そろそろ右折か…なんて考えながら、曲がったら道を間違えたとか。ところが、道を間違えたことで面白いモノを見つけたり。正確で便利であることだけが、旅の醍醐味ではないですね。
ホクレンも毎回利用しているのに、旗は二輪車にしか売ってくれないので水臭いです。
あしたの城ですか? 何となく面白かったので、撮ってみたのですけど、まさか、そこに滞在されていたとは。いいですねー私も北海道の一所に一か月くらい滞在したいです。
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