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2018年07月30日 19:29安物買いの血が騒ぐレビュー(シューズ)全体に公開

ゴム底の沢靴☆モンベル・サワークライマー

幌尻岳、神威岳、ペテガリ岳と私にとっての難峰煌めく日高の山に登ってきて、ついにカムイエクウチカウシ山に登る時がやってきてしまいました。で。キモは七ノ沢出合から札内川本流の渡渉と八ノ沢の沢登り。

ソコをナニで越えるか。

幌尻岳の額平川は、ゴム底の地下足袋。
神威岳は、無理してトレランシューズ。
ペテガリ岳の渡渉は、スパイク長靴。

ゴム地下足袋は、川底のコケ岩でコケそうになるし、ソールが薄いので慣れないと足裏が痛いので長距離に向かない。

濡れても構わんとばかりにトレランシューズも、濡れた岩場の登り降りが怖い。

スパイク長靴は歩きづらい上に、水量によっては意味がない。カムエクは距離も長いし、長靴でのカムエク日帰りは暴挙の気がする。

はたまたビーチサンダルか。フェルト地下足袋か。距離が短ければ悪くないけどと様々検討した結果。モンベルのサワークライマー。ラバーソールの沢靴へとたどり着く。これなら、カムエク山頂往復、履き替えなしで通せるではないかと。

あとはラバーソールで、どれだけ濡れた岩やコケ岩でスリップしないかですが。モンベルが独自に開発した沢登用のソールみたいで、アクアグリッパーという。濡れた岩では抜群の威力を発揮し、苔岩でも、フェルト底にはかなわないけどもソコソコだとか。

八ノ沢出合までの渡渉はラバーソールで十分。八ノ沢の登りは、やっぱり、フェルト底よりゴム底仕様の沢靴のほうが安定感がある。八ノ沢カールからは、そのまま山頂往復できるので、履き替えの時間短縮と荷物削減にもなる。

というわけで。購入。お値段¥15120。ついでに、ライトネオプレンソックスも買いました。

片方で370g(メーカー公称値)。片足実測396g。水ハケよいので通気性抜群。ソールも薄いので、履き心地はトレランシューズみたいだ。

私はいつもEU42サイズ。こちらも、いつもの26.5cm(EU42)でOKでした。

サワークライマーには、リールアジャスト仕様もあります。これは、シューレースの代わりに、ダイヤルを回してワイヤーを絞め込むことで、脱着を素早くできるものですが、私の使用目的は、沢靴で全行程を通し、登山靴と沢靴の履き替えを無くして荷物の軽量化を図ることなので、着脱が容易というリールアジャストの恩恵がまるで無い。しかも、ダイヤルはプラスチックなので、岩にぶつけて破損しないか。ワイヤーも細いので何かにひっかけて切れやしないか気になるところ。値段も高くなるしで、リールアジャスト仕様は却下となりました。品切れだったし。

で。実際にカムイエクウチカウシ山で使ったのかというと…あは、あははは。
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