2019年に館主が亡くなり、以来、休業していたようですが、コロナショックも加わり、営業存続が難しいと判断されたのか、この度、江戸時代から続く450年の歴史に幕を下ろしました。
無断で民家に上がり込んで、勝手にヨソの風呂を馳走になるという、他ではありえない、けったいな入浴システム。お金は料金箱に入れる。湯上りには、入れておいた料金がいつの間にか無くなっている不思議。高齢なおばあちゃんがヒトリで経営し、いつ来るとも知れないお客のために、24時間、鉱泉を沸かし続けてくれてる心意気。つまり、衝撃の24時間営業。
基本的に1度行ったところには、2度は行かない私。2度行けば、ソコはかなりのお気に入り。3度行けば、神の領域。そんな私が5回くらい行った鉱泉でした。私が日本で一番、行った温泉ですね。
実は、先日、秩父に行った時に、久しぶりに行ってみようかなとふと思ったのですけど、移動ルートから大きくはずれるのと、駐車場がハイエースを止めるにはちょっと手狭かなで、パスした経緯があります。行ったところで、既に休業中だったでしょうけど。
最近では、映える動画でも撮りたい方々が、よく訪れていたようですけど、もう入れないのかなと思うと、寂しくなりますなあ。あの稀有な雰囲気は、他ではありえなかった。
写真・左 知らない人は入るのをためらう外観
中 男湯。浴室の壁に穴があいてる写真は非公開
右 館内というか、屋内の様子。
テレホンカードでも使えそうな黄緑色の公衆電話がセクシー
こんにちは。
一度入りに行ったことあります。なかなかディープでしたね。
閉館とは実に残念です。一度泊まってみたかった😀
風呂の縁にアリが行列してましたわ😀
nagatsuki920さん、コメントありがとうございました。
千鹿谷鉱泉は、一度入れば忘れることのできない鉱泉と思います。
知らなければ、まずたどり着けない立地だし、知っててもたどり着けないかもしれません。
たとえ近くまで行っても、通り過ぎてしまうかもしれません。
そんな雰囲気の鉱泉でした。
他とは一線も二線も画するオリジナリティに、凝縮された濃厚インパクト。
もう無いのかと思うと、あと一回は行っておけばよかったと思っています。
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