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2020年08月21日 09:40♨私の五ツ星温泉全体に公開

京塚温泉☆ガソリンスタンドで受付する温泉

京塚温泉は群馬県中之条町(旧・六合村)にあります。しゃくなげの湯とも呼ばれてるみたいです。まあ、一般的には日帰り入浴施設になるのかもしれませんが、入浴システムは独特です。

近くのガソリンスタンドか、喜久豆腐店、宿くじら屋で受付をして、鍵を借りてから、施設へ。宿くじら屋からであれば、目の前の橋を渡って左手。看板ある。左に折れてまず目に飛び込んでくる施設は老人ホーム。玄関の上に「京塚温泉グループホーム」と書いてあるので、最初、ココかと思ったけども、ソコではない。その先。すすけた板塀に囲まれた施設らしきモノが目に飛び込んでくる。左の写真を見ただけで身を乗り出した方であれば、文句なし、間違いなし、無比の温泉です。

板塀で囲まれてはいるものの、隙間から内部が見えている。女性専用露天、兼用露天、地元民専用の3箇所。入口には鍵が掛かってるので、開錠して入ります。中には行ったら、施錠してしまっていいのかな。ま、ここに来る人は、鍵を持ってくるから、施錠しても問題ないでしょう。

内部は、コンクリートで固められた露天風呂が1つと小さな洗い場。目の前は白砂川。湯は、上部にせり出した無機質な塩ビパイプからドバドバ投入され、浴槽内に設置の太い塩ビパイプから、これでもかと掛け流されている。湯は無色透明だが、浴槽内いっぱいに繁茂する藻の影響で緑色に見える。天然である証をこれでもかと見せつけてくれるが、足元がツルリとなる。洗い場には、固形石鹸と3種類くらいのシャンプーボトルに、クーラント。さすがはガススタで鍵を借りるだけのことはある。ボディソープと間違えて、体を洗わないように注意が必要だ。洗い場のスノコは部分的に破損しているので注意しよう。足元が血だらけになるぜ。

元々は地元民向けの温泉だったのを、一般客が利用できるようにした施設で、普通じゃ満足できない方であれば、泪を流して喜ぶほどの溢れ過ぎた野趣。近くある草津や尻焼温泉といったウルトラ・ビッグネームの陰に隠れて、あまりにもヒッソリとしており、とにかくヒトケがありません。ちなみに、この日の尻焼温泉の河原の露天風呂は平日なのに駐車場がほぼ満車の大盛況。ナンバーを見れば、全国各地から温泉愛好家が集まって来てたみたいです。京塚温泉は、入ってから出るまで他の客はゼロ。ひょっとしたら、貸切なのかもしれない。

入浴料金は¥500。時間帯は要確認。照明設備が無かった気がするので、まあ、日中だけでしょう。

▼京塚温泉受付施設
○宿くじら屋(最寄り)
 群馬県吾妻郡中之条町大字入山1996 0279-95-5555
 https://www.kujiraya-inn.com/
○他、ガソリンスタンドと喜久豆腐店で受付できる。

写真・左 よく見ないと温泉に見えない外観
   中 無骨な湯船
   右 右上・入場券ポスト。右下・浴槽内の苔
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