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泉質は、単純温泉・低張性弱アルカリ性高温泉。男女別の内湯と、20人くらいが一度に入れそうな混浴の露天風呂。追加料金なしで入れる貸切風呂があります。写真は宿のHPを参照のこと。自分しかいなかったので、全ての風呂を貸切で入れました。全て源泉かけ流し。
鬼首の地名の由来は、北へ北へと勢力を拡大する大和政権の理不尽な侵略に対して徹底抗戦した大竹丸という首領が、ついに追い詰められて捕まって首を刎ねられたことから、この地を「鬼切部の里」と呼ぶようになったことだそうで。「鬼切部」の文字は、『陸奥話記』に出てくるも、毛筆のため、「切」がいつしか「功」に起きかわり、「鬼功部」。「鬼に功」はおかしいということで、今日の「鬼首」になったそうです。て、現地で知りました。
地名に残る「鬼」は、先住民の土地と自由を守るために、最後まで戦い抜いた英雄が、この地にいたという証。得てして、日本各地に残る大蛇や鬼、妖怪退治の伝説というのは、侵略者どもが自分たちの侵奪行為を正当化するために都合よく考え出したもので、「鬼」とか「熊」といった変な蔑称まで付けられながらも、大和政権の侵略に対して、最後まで戦った誇り高い先住民族がいた名残りなのでしょう。こういう話、好きだ。
訪問日 2024.9.2 禿岳下山後
▼鬼首温泉 とどろき旅館
10.00-14.00 ¥500
宮城県大崎市鳴子温泉鬼首轟1 0229-86-2311
https://onikoubeonsen.wixsite.com/todoroki
▼鳴子温泉郷
https://www.welcome-naruko.jp/
あまり人もおらず、ひっそりとしていました
間欠泉は誰もいないどころか、スタッフしかいませんでした。
厄介な夏休みも終わって、紅葉の始まる前のこの時期は、どこに行っても空いてるので、快適ですね。
次回は湯滝の上流のほうへ行ってみたいです。
似たような感じでした
私達の後に、辛うじてもうひと組カップルが来ただけでしたから😅
そもそも場所が分かり辛いです。敷地は妙に広かったですけどね。
プールみたいなのは、足湯だったのでしょうか。
かもしれません😅
私も地名の由来譚好きです
抵抗勢力の名残りというか痕跡というか
美しい正史もいいけど、
神社境内の隅にひっそりと残された石。何か彫られているかも判別できないような、それでも残っている石に惹かれます
地名として残ったおかげで悲しい歴史に思いを馳せる事ができましたね
追記、レコ拝見しました
不思議な感じのお花はナンバンギセルに似てますね
侵略者に先住民族が反発したことが由来の伝承や地名について興味があります。
日本各地に出かけていると、極稀に、そういった伝承に触れる機会があるのですけども、それらをまとめて勉強してみたいです。
今では由来が忘れ去られてしまって、なんでそこに存在するのか、または、元来とは違った意味合いに変化してしまったものとか。そういうモノは、面白いと思います。
あの花は、ナンバンギセルというものですか。
たぶん、初めて見たような気がします。
ススキに寄生する植物なんですね。
禿岳に咲いているのは、オオナンバンギセルというものらしいです。
ありがとうございました。
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