急峻な岩場に張り付くようにして活動する山羊さんをイメージしているのでしょう。
実際、そのようなところを踏破することを想定している性能となっているようです。
位置づけ的にはライトアルパインシューズで、中綿がないので軽量です。
残雪期から無雪期の高所縦走、初冬、厳冬期低山向けです。
日本では株式会社テクニカグループジャパンが取り扱っています。
石井スポーツ店頭にて購入しました。特売にて26800円。店舗在庫限りとか。
色は、1色で赤黒しかありません。
アッパーは、バリスティックファイバーにゴアテックスをライニングし、足首周り等がストレッチ素材なので、足を入れた時の感触が非常にやわらかで気持ちよさすら感じます。
底はビブラムで、ドロミテ社独自のDAS(Dolomite Anatomic System)とかいうのが採用されており、DAS1段階からDAS4段階まであります。
で、この靴はDAS4となります。
ホームページによりますと、DAS4が最もパフォーマンスが高いそうなのですが説明が英語表記のため、無学の私にはサッパリわからんときたもんです。
なんとなくフィーリングで、長時間歩いても歩行が安定して疲れにくいということだろうと都合よく解釈しました。
底のつま先のところにクライミングゾーンがあります。ま、それは使い方、歩き方次第でしょう。
セミワンタッチアイゼン対応です。
履いた感じ、かなりホッソリしていて、甲が低いです。
私の顔と同様に日本人離れした足には、ピッタリでホールド感も抜群です。
なにより、クルブシの辺りについた山羊さんのマークがチャーミングで気に入っています。
で。この靴なんですが。たまったま、別の登山靴を検索して調べていて見つけました。
色的には赤色というのは好まないのですが、その軽さと山羊さんマークに魅せられて興味を持ちまして。
さらには、売ってるのを全く見たことがなかったし。
ならば、ちょっと試してみますかと。いろいろと調べると、日本では売っていないような感じで。
ならば、欧州のショップから個人輸入かなと調べると、これまた軒並み売り切れで。
やっとの思いでイタリアで販売している店を見つけて、イタリア語を調べながら買い物かごに入れて、発送先住所を入力し。
ふふふ…さり気なくユーロで支払ってしまおうかと、支払方法をクレジットカード決済にしようとしてみれば。なぜか支払方法を選択できない。
なにやら上にメッセージが出ているので、ネット翻訳してみますと「その住所には送れません」みたいなことが書いてあった。
実は。ここに至るまで、丸一日を要していたりします。
ドロミテのホームページをくまなく見まわしてみたところ、日本ではテクニカグループジャパンが取り扱っているらしいことが判明した。
なんだーあるじゃんかと思って、今度はテクニカグループジャパンのページを見てみると。
これまた、ドロミテ登山靴を扱っているのか、なんだかよくわからない。
さらに、調べてみると日本ではロゴスショップが扱っているらしいことが判明した。
最寄りのロゴスショップに電話してみると、ドロミテ製品は扱っているが、シュタインボックは扱いなしだそうで。
ロゴスの店員に、日本でドロミテ製品を買える店はないかと尋ねたら、意外にも石井スポーツで扱っているとの情報を得た。
今度は、最寄りの石井スポーツに電話してみると、あるではないですかシュタインボックGTXが。
他にはドロミテ製ではクーガーHP GTXも扱っているとのこと。
値段も特売で安くなっていたので、店に行ってやっとの思いで購入した。
ちなみに「クーガーHP GTX」は25000円くらいだった。これも特売品。
シュテインボックには、他にアッパー素材にスエード革の「Steinbock SU GTX」「Steinbock Approach HP GTX 」というのもありますけど、日本では買えそうにないです。
ちなみに石井スポーツのネットショップでは買えません。
ドロミテの登山靴を検索しても日本のネットショップで販売している店舗は見つかりませんでした。
そのマイナーさと日本人向けでない足型形状から、ネット販売では返品の心配があってか、店頭販売だけにしたのかもしれません。
イタリアから個人輸入しようとして、結局買えなかったのには、ひたすら痺れました。
関税を考慮しても海外ショップから買ったほうが安く買えることが多いので、安易に個人輸入しようとしましたけど。
意外! 灯台下暗しで、まさか石井スポーツに置いてあったとは。
たまには行ってみるもんですね。実店舗にも。
▼購入品
サイズ UK8(EU42、US9、26.7cm)
片足重量726g(実測)
made in Rumania(箱書き)
メーカーページのそのまま貼り付けスペック
Upper: DLM balistic fiber + DLM elastic fiber
Lining: Gore-Tex®
Insole: EVA bidensity + fiber glass reinforcement DAS system
Outsole: Dolomite Vibram® rubber + PU DAS system
Features: elasticated gusset and collar for extra comfort
Weight: 690 gr.
Size: 5-11,5
▼ドロミテ
http://www.dolomite.it/
▼株式会社テクニカグループジャパン
http://www.tecnica-group.co.jp/
▼ICI石井スポーツ
http://ici-sports.com/
こんにちは、moglessさん(^^)v
ドロミテ…登山靴購入の際に無意味にいろいろ調べたことがあるので聞いたことはありました。周りで履かれている方の話はあまり聞きませんね。
今まで山でもあまり見掛けたこともないから、とてもシャレオツな外観が目立ちますね。
ワタシの…THE 日本人な足ではまず入らないと思いますけど、クライミングゾーンの付いた海外モデルを履けちゃうあたりに、moglessさんがどれだけ日本人離れした風貌かを察することが出来ましたw
でもイイですね、全体的に履けない人が多いからこそ特価になったりするわけですから、その中でもバッチリ履けちゃう人は羨ましいなと思います。
逆に日本人向けモデルはユルい感じになっちゃいます?
おお。ドロミテをご存じでしたか。
私などは、見たことも聞いたこともありませんでした。
あんまり、ヒトサマの足元をシゲシゲと眺めたことはありませんけど、ホカオネオネと同様に、まるっきし、山で見たことがないですね。
外観的には赤色をなんとかしてもらいたいですけど、デザイン的には悪くないです。特に山羊さんマーク。
現在、箱から出して部屋の隅において、時折、眺めてはニヤニヤしています。
登山を始めたばかりの頃から、愛用していたのはスカルパでした。
コレを買った時も、せっかくなんで他メーカーのモデルも履き比べてみたのですけど、どうにも合いませんでした。
店員が勧めてくるのは、やっぱり欧州品ですし、日本人向けに出しているモデルは、合わなかったですねえ。
別に舶来コンプレックスがあるわけではないんですけど。
良いモノがあれば、国籍やメーカーを問わないのが主義なのです。
日本人離れしている顔と足のおかげで、1万円近く値引きして買えたのでよかったと思っています。
moglessさん初めましてこんばんは。
その昔おおむかしですが、私は若い頃、ドロミテのマジョールという登山靴を履いていましたよ。シングルの冬靴ですが、足首が固まって岩壁氷壁どこでも登れるようなすごい靴でした。私とはあまりにも差がありすぎますが、今は亡き長谷川恒夫氏が履いていた靴と同じです。というか、長谷川氏を真似して買ったのであります。
こちらこそ、はじめまして。
ドロミテ・マジョールを検索して画像を見てみましたけど、渋い外観ですね。
実は重登山靴も持っているのですけど、なにしろやたらに重たいものですから、耐えきれずにもっと軽くてアイゼン装着可能な、高所縦走にも使える登山靴を探していて、このシュタインボックを購入しました。
まだ山では使っていないので、何とも言えませんけど、ちょっと履いた感じでは、足首周りのホールド感は抜群ですね。
にもかかわらず、締め付けられるような不快感もなくて。
長い付き合いをしたいところですが、材質的に数年が限界でしょうか。
ソール張替えも可能ですけど、その頃にはアッパーがダメになっているでしょうし。
長年使える革製登山靴もそれはそれで愛着がわいて魅力的ですけどね。
何十年と同じ靴を使い込まれている方もいらっしゃいますけど、私は、やっぱり軽いほうがいいなあ。
moglessさん、こんばんは
これですか!おニュー靴は!
なかなか、かっこよいですね。
グレーと赤の配色は、意外と何色でも合わせやすいのでは?
足首周りがストレッチ素材というのは良いですね。歩き易そうです。
私は足首が合わず(擦れて痛い)、靴選びに苦労しました。
早くお山で試してみてくださ〜い
赤色はあんまり好きくなかったりします。好きな色は白と黒。その中間の灰色も好き。
そのようなわけで、山登りの恰好は、頭から足元まで、白、黒、グレーで統一されていたのが、乱れてしまいました。
まあ、歩いている分には、自分の足元は特にみたりもしないので、そんなに気にならないかなと思っています。
足首周りは、足を入れたところ気持ちよさすら感じました。
このところ、ローカットシューズばかり履いていたので新鮮な感動でした。
近々の遠征(といっても、単なる遠出)で、使用するのに間に合ったのはよかったのですけど、その前に履き慣らしたかったのですけど、予定がつかずに、いきなり登山で使用することになりそうです。
仕方ないので、ショッピングモールで買い物がてら、モール内を端から端まで歩いたり、屋上まで階段を上がったりしてこようかと考えています。
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