ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

HOME > 生獣☆moglessさんのHP > 日記
2014年03月16日 18:56安物買いの血が騒ぐレビュー(その他道具・小物)全体に公開

◆軽量三脚◆タムラック「ジップショット」ZIP SHOT Compact, Ultra-Light Tripod

カメラの三脚は数あれども、自分の用途に合ったモノを選び出す際には、明確な基準がありまして。
それは、可能な限り軽量で、ある程度の高さがある。ということ。
用途は、山頂でのセルフ撮影のみ。
だから、コンパクトデジカメが固定できれば、それでいいのです。
高額で頑丈なものは必要ありません。
誰かに撮ってもらえばいいんじゃないのというのもありますが、基本的に私が行く山は人をほとんど見かけないことのほうが多いので、それは期待できないとうわけです。

ネットで検索して、これだ! と思って購入したあとに、
もっと軽量なのを見つけてしまいまして。というのを何度も繰り返し。
ひどいものになると、手元に届いた時点で、箱から出したら雲台が
バッキリと折れていたりとか。
軽さを追求しすぎて、強度がおろそかになったのか。
それとも、元々こういう軟弱な製品なのか。
値段の安さにつられて、試しに買ってみての失敗は数知れず。
単に軽いだけの三脚であれば、100gを切っているような、すんげえ小さいのがあります。
ただし、それは単にカメラを固定できるというだけのことで、三脚としての役割を果たしているのだろうか。
全高が10センチとか、20センチの三脚は、はっきりいって、カメラを地面に置いているのとたいして変わらないことは、過去に購入して失敗したミニ三脚たちが物語っている。
なにかしらの台の上に置けば、ある程度は高さが出るだろうけど、それなら、ミニ三脚など使わずに台の上に直接カメラを置けばいいだけのこと。
実際、全高20センチくらいのミニ三脚を使ってセルフ撮影をしてみたところで、できあがりの写真が地面から空を見上げているような写真で、周囲の風景が全く写っていなく、出来栄えがよろしくない。
全高が低くてはセルフ撮影用の三脚としての用をなさないというわけで。

様々な安物三脚を買って失敗して、ようやくたどり着いたのがタムラック製「ジップショット」です。
仕様 全高 : 1120mm 縮長 : 380mm 重量 : 312g (実測330g)
特筆すべきは、1m越えの高さがあるのに重量が330gしかない点。
この高さを出せる三脚は、自分が持っている三脚の軽いものでも380gはしていた。
一気に50g近くの軽量化に成功。
しかも、この三脚の素晴らしさは展張のしやすさ。
足の部分がテントポールと同じ構造で、アルミポールの中にゴム紐が通っている。
伸ばし方もたたみ方もテントポールと一緒。
ですから、留め具のゴムバンドをはずすと、バラバラと自分で勝手に開いてくださるのです。
たたむ時も素早くたためて、ゴムバンドで固定するだけ。
構造的に強度がないので、コンパクトデジカメ用です。
難点を言えば、縮長が40センチ近くあることくらい。
しかしながら、メリットのほうが上回っているので、ガサばるのは許容範囲としておきます。
購入してから手放せないアイテムではありますが、お値段がなんと4500円くらいしました。
この手の三脚の中では、決して安価な部類には入りませんが、まあ、買って良かったかなと思える商品でした。
しっかし、海外の製品は、実際に重量を計ってみると、けっこういい加減な表記なのが多くていかん。

で。この日記を書きながら、「ジップショット・ミニ」という、全高710mm、重量255gの三脚を見つけてしまった。
ほ、欲しくなってきたぞお!
でも、ジップショットもジップショット・ミニも日本では取扱い終了だね。
どこかに、足元を見たような価格の在庫でもあるのかな。
ジップショット・ミニは本国(アメリカ)ではまだ買えるようですね。
送料込みで50ドルくらい。日本で買うより個人輸入のほうが安いかも。
さらに調べていて、ジップショットと同じ全高でもっと軽いのを見つけてしまった。
次から次へと欲しくなるわい。

▼tamrac ZIP SHOT
 http://www.tamrac.com/products/zipshot/
▼tamrac
 http://www.tamrac.com/
▼ケンコー・トキナー(タムラック製品取り扱っていた)
 http://www.kenko-tokina.co.jp/imaging/bag/tamrac/
お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:3903人

コメント

この日記はコメントを受け付けていません。