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一言で言えば、長野県の出版社、まちなみカントリープレスが気合を入れて造ったご当地グルメ本です。まあ、本名そのままなんですけど。ガイドのとらというシリーズのうちの一冊で、２０１３年発行です。
長野県を４つのエリアに分けてそれぞれのご当地グルメを紹介していますが、その量が膨大です。ひとつのご当地グルメに対して、それを食べさせてくれる店舗が写真付きで数店舗紹介されてます。当然、営業時間や住所、電話、定休日も。訪ねていくのに、およそ必要と思われる情報は全て網羅されてます。
紹介されているご当地グルメは、伝統的なモノから、町おこしで造ったような比較的新しいB級グルメまで幅広く収録されていて、私が信州に行くに際しての必携書となっています。
紹介の店舗も定番の超有名店から、ココは地元の人しか行かないんじゃないの？ というような感動のディープ店舗まで紹介されてます。ローメンの「うしお」とか。私が観光気分で入ったら明らかに一見して地元のヒトしかいなくて完全に場違いって感じで。続々と入ってくる常連客っぽいヒトは「チョウ」とか「チョウチョウ」しか言わなくて、何のことなのかサッパリで、注文の仕方すらよくわからず、肩身狭く食事をした懐かしいお店です。「チョウ」等は、盛りの量のことだったんですなあ。ま、なんとか注文して。ローメンは美味しかったですけど。この店はまた行ってみたいですね。
値段も５００円くらいでこの情報量は、信州を愛している人であれば、持っていて損の無い冊子ではありますけども、この本、近所の本屋さんでは、まず見かけません。長野県内の本屋さんであればおいてるところもあるかもしれませんけど。通販なら簡単に買えます。ガイドのとらシリーズは、他にもある方面に特化した私好みの冊子がチョボチョボと出ています。気になっているのは「信州裏ガイド」。本の中身が全く分からないので、通販で買うにはためらいがありまして、手が出せないでいます。変な本じゃあないと思いますけどね。ガイドのとらシリーズは他にも数冊持っていたりしますが、どれも逸品揃いです。
まちなみカントリープレス
http://www.nao-magazine.jp/
