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その中でも特に目に留まったのが「TOR SPEED」と「MAFATE SPEED」。スティンソンEVOの後継モデルは「スティンソンATR」になるのでしょうけども、まだスティンソンEVOがへたったとはいえ使えなくもないし、なにより、他のも試してみたいので「TOR SPEED」と「MAFATE SPEED」のどちらかで見当することにしました。
どちらもカタログスペック上は、重量に大差はないです。マファテほうが少し軽いくらい。で。大きな違いといえば。
トアは、防水性あり、ミッドカットなので足首までガッチリサポート、靴底がビブラムソールで耐久性アップ。といったところ。防水性ありといってもゴアテックスではなく、どの程度の防水性かはよくわからない。英語表記でどこかに書いてあるのかもしれませんけど、語学に興味がないので分かりません。
マファテスピードは、ホカシリーズの中で最も摩擦力が高く、横ブレと耐久性を向上し高いグリップ力を誇るので急傾斜の登降に威力を発揮みたいだけど防水性なし。同社の超厚底クッションシリーズのマファテの中ではかなり軽い仕上がり。
お値段的にはほぼ同じで２万円前後。まあ、なんていうか。スティンソンEVOを使っていて、これがあればいいいなあと思っていたのは、防水性と足首のホールド。今年は残雪期しか登れない山に行く予定があるので、防水性は必須。というわけで、必然的にTOR SPEEDに決まるのでした。
で。お次はカラーリング。おやおや。ホカの公式サイトでは、黒灰と赤黒の２色展開なのに日本代理店のサンウエストのページでは、赤黒の１色のみしか扱ってない。色が赤黒てのは、どうもなあ。あんまり好かん。もう１つの黒グレーがよいのだけれど、日本では買えないみたい。いや、どこかしらの店で扱っているかもしれないけど、その店をどうやって見つけ出したらいいのかわからない。とりあえず、検索では見つからない。あるのに買えないというのは、妥協して赤黒を買うと後で後悔しそう。そこで海外のネットショップから直接、注文して買うことにした。いわゆる個人輸入ってやつですね。海外のネットショップで、日本にも発送してくれる定評のあるサイト。それは。
▼THE ULTRAMARATHON RUNNING STORE
http://www.ultramarathonrunningstore.com/
で。買うことにしました。イギリスの業者です。検索してみると、あるわあるわの落ち着いた感じのシックな黒グレー。いつものEU42(26.5cm)サイズもありました。お値段は、＄、£、ユーロでの表示が可能。ドルとポンドは大差ないのですけど、なぜかユーロで計算した時が、一番が安くなったので、ユーロで払うことにしました。この辺りの外国為替の話はよくわかりません。あはは。で。この時。
商品代金 121ユーロ
送料 24.8ユーロ
でした。商品本体と送料を足しても日本円で２万円くらい。日本のショップで赤黒を買っても２万円くらい。だったら、発送に多少の時間がかかっても、気に入ったカラーを買ったほうがいいということで注文でした。
はじめての海外業者から買うってことには、ごくわずかの不安はありましたけども、高額ブランド品を買うわけではないですし。一応はブランド品とはいえ、ホカのニセモノが届くとも思えないし。わざわざホカのニセモノを造って売ったら、そっちのほうがコストがかかるだろうし。そもそもこの手の業者でいい加減な商売をしている店舗自体が稀ではある。というわけで、到着を待つのでした。
ところで。ホカの公式サイトから、TOR SPEEDのページがなくなってしまいました。マファテスピードはあるんですけどね。もう廃番なのかな。ウルトラマラソンランニングストアでも、私が注文したEU42サイズはもう選択できなくなってるし。気になる方は急いだほうがいいぞう。欲しい人は、そんなにいないと思いますけど。でも他に類を見ない性能であることは確か。膝が痛くなる人は試す価値ありです。
▼HOKA ONE ONE
http://www.hokaoneone.com/
▼サンウェスト 商品ページ
http://www.sunwest.biz/hoka/men/TORSPEED.html
写真・左 TOR SPEED 黒灰（日本未発売モデル）
写真・中 TOR SPEED 赤黒（日本発売モデル）
写真・右 MAFATE SPEED
