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2015年04月08日 07:35おおむね実用本📘レビュー(書籍)全体に公開

▼絶版?千葉の温泉本『千葉の湯めぐり〜温泉ソムリエが選んだ58湯』

千葉に温泉があるんかね。ま、多少はあるんでしょうけども、どれもイマイチなんじゃあないのと無知ながら思っていたわけです。ところがすっとこどっこい。調べて見ますと面白そうな温泉が多々あるではないですか。こうなってくると欲しくなってくるのが、千葉県の温泉情報を網羅したデータブックというわけです。でも、そんなのないだろうなと思って特に探してませんでした。

大日山に登った後に、千葉県鴨川市にある曽呂温泉に日帰り入浴することになったのです。事前に調べておいた曽呂温泉は、なかなかにしての泉質らしい。意気揚々と赴いてみますと、曽呂温泉のカウンターのところに、本書「千葉の湯めぐり」があったのでした。見つけた。千葉の温泉本。特に探してないけどたまたま見つけた。早速、アマゾンで買えるだろうかと調べてみると、中古でしか買えない上にプレミア価格までつけて販売してるのまである。中古なのに。2013年発刊なのに、もう絶版ですかあ? 楽天ブックスでも、メーカーに在庫確認品になってる。他にネットショップで新品でも販売してるところもあるけども、送料がかかるところからは断じて購入したくない。

そんなわけで。鴨川市内の書店に、ぶらりと入り込んだ際にご当地本コーナーってのがありました。そこをそこはかとなく探してて見つけた。あるところにはあるもんですね。手に取って中身を確認。十分に実用に堪える内容だったので、即決購入となりました。

で。本書ですが、全95ページで、最初の20ページくらいがカラーでお勧めを紹介し、他はモノクロです。見開き1ページにつき2軒分の温泉施設なり宿を紹介してます。別に、どういう温泉があるのか、利用可能時間帯や料金が分かればよいので、フルカラーである必要は全くありません。フルカラーにして値段がつり上がるのであれば、これで十分です。1000円は好感もてます。

紹介されているのは、日帰り入浴施設や宿など様々です。全ての施設が日帰り入浴を受け付けているわけではなく、宿泊者専用温泉も若干ありますが、大多数は日帰り入浴可能です。施設や宿の住所や電話番号といった基本的な情報から、日帰り入浴料金、利用可能時間帯、定休日、URL、駐車可能台数、簡単な宿の位置を印した地図等、その温泉を訪ねていくのに、おおよそ必要な情報は網羅されてます。情報が2012年時点のものですけど、最新の情報や足りない部分は、必要があればネットでいくらでも調べられますし。本書に掲載されている以上の情報は、ま、必要ではないですけど。

まさか、千葉県に白濁湯の温泉があるとはね。行ってみたくなるじゃあないですか。そんな温泉があるんなら、また房州の低山に登ってみたくなるじゃあないですか。とまあ、そんな気にさせてくれる本です。わたしゃあ、登山後に近くの地元スーパーに土産購入目的で立ち寄りますけど、地元スーパーだけでなくて地元書店も立ち寄ってみると、面白い本が見つかることもあるかもしれないってことですかね。


▼著者のページ
 http://www.via-spa.com/
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