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サイズはフリーサイズ(標準)とキングサイズ(大)の2種類で、色はシルバーのみ。重量は実測、本体82グラム。サンシェード部のみ27グラム。合計109グラム。けっこう、いいお値段しました。4000円くらい。随所に渋好みな工夫が施されてます。以下、タグに書いてあった特徴。
・ツバワイド。まぶしい日差し、照り返しを大幅カット
・帽子が飛ばない! ストラップ装備。※縫い付けてある
・チタンスパッタメッシュ。
メッシュにチタンをスパッタリング加工したものらしい。
よくわからないけど、以下の効果があるとか。
1 遮熱性に優れた、夏の涼感素材
2 紫外線を効果的に防止
3 風通しがよく、熱がこもらずムレを防止
4 水切りがよく、濡れても素早く乾燥
・モスシールド。防虫加工で飛来する害虫を寄せ付けにくい。
※ブヨ・ハチには効果はありません。
何といっても、最大の特徴は、蚊を寄せ付けないモスシールド。
主に「蚊」を対象としているようですけども、商品タグに描いてある絵を見ますと、単に蚊だけでなく、ダニ?にも効きそうな雰囲気である(写真・右)。「雰囲気である」というのは、この「ダニみたいな絵」が商品タグに描いてあるだけで、ダニにも忌避効果があるよってことが、どこにも説明書きがない。でも、他社の似たような製品で、アース製薬の忌避成分を搭載したスコーロン生地は、蚊だけでなく、ダニにも効果があると実験結果があるので、モスシールドも似たようなもんでしょうと、安直に考えて購入しました。
キャップには、とりはずし可能なサンシェードがついています。サンシェードは顔の前面でボタン留めできるようになってます。ですから、目の周辺以外を全てサンシェードで覆ってしまうことができます。これも、欲しかった機能。特に笹薮漕ぎでは。サンシェードを前面で留めるのは、マジックテープかと思ったらボタンでした。マジックテープだと、固い部分が服と擦れると、ケバだって面倒だなと思っていたので、これは良いです。値段が高いだけのことはある。キャップ前面の「SHIMANO」の刺繍ロゴも、登山道では全く見かける気配がなくて、素敵。
で。この手の商品は、何回か洗濯したら防虫効果も洗い落とされて、おしまいというのが通常でしたけども。防虫成分を生地そのものに埋め込んであるんだか練り込んであるんだかで、とにかく洗濯耐久性が向上してると。具体的には20回の洗濯で80%の忌避効力を維持しているらしいです。
つまり。笹薮漕ぎにおけるマダニ対策として、忌避効果のある衣類なり帽子が欲しかったのです。特に、このキャップは、目の周囲以外の顔の大部分を覆ってしまえるので、背丈以上の笹薮漕ぎの際には、マダニが顔周辺に付着するのを、ある程度は防いでくれることでしょう。他には、ハヤブサというメーカーからも、同じようなキャップが出てます。値段も同じくらい。
他に。モスシールドのジップジャケット(¥9800)とか、アンダーシャツ(¥6500)、タイツ(¥6800)、ストレッチパンツ(¥11300)もあるのですけど、全て揃えるには値段が厳しい。フォックスファイヤーにも、防虫素地スコーロンを使ったウェアがありますけど、そっちも良いお値段。
なんだかー。フェルト地下足袋履いて、シマノキャップかぶって、ワークマンウェアに身を固めて、UDのトレランパックを背負ってたら。実に異様だ。そんな恰好で山に登ってるヤツは見たことねえぞお。しかしながら。これぞ、ニュー・トレンディ! ワークマン・エリートのデファクトスタンダードさ。
▼シマノ
http://fishing.shimano.co.jp/
moglessさん、こんにちは
bicycleです。
これはいい情報ですね
だいたい虫よけ系の製品はすぐに威力が減退するものですが、なるほど。生地に練り込む...ですか。
沢沿いや藪漕ぎで苦労する虫問題ですが、画期的な製品に思えますね〜
是非、使用感の情報もお願いします
※余談ですが、moglessさんの山行記録で「お気に入り」登録させて頂いておりました、「利根川水源探訪」十字峡からの中ノ岳〜大水上山〜丹後山周回、梅雨明けあたりにやりたいと思います。
レコを参考にさせて頂きます!ありがとうございます。
bicycleさん、コメントありがとうございました。
従来品からは飛躍的に洗濯耐久性が増しているそうです。
何より、背丈ほどの笹薮で威力を発揮するだろうと思います。
バシバシ顔に当たるだけならよいのですけど、マダニが顔に付着すると困りますから。
刺されると病院でとってもらわないとならないのも面倒ですし。
このキャップと、ヤマビルファイターをぶりかけたウェアに、素肌には虫除けを塗り込めば万全かと思ってます。
他の防虫アイテムも欲しいですけど、値段が値段で手が出ません。
中ノ岳。よいですね。
基本的に同じ山にはほぼ行かない私ですけども。また行ってみたいと思える数少ない山の一つです。
日帰りでしょうか? 行程が長いですけど、bicycleさんの脚力なら余裕でしょう。
しかしながら、丹後山避難小屋に泊まるのも、オツかもしれません。
あのロケーションには、ヨダレが出ます。
是非、晴れた日に。レコを楽しみにしております。
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