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2015年06月30日 12:00おおむね実用本📘レビュー(書籍)全体に公開

▼東海登山口情報300愛知.岐阜.静岡+鈴鹿〜居ながらにして登山口に遊ぶ本

買う予定の無かった登山口情報本の東海版なんですけども。今回の北陸遠征で岐阜県の山にも登るので、買ってみることにしました。買ってみれば、やっぱり役に立つ本なわけでして、駐車場の状況、トイレの有無、トイレの清掃状況、TPの有無、水道はあるか、携帯電波の到達状況、何かにつけ有料なのか無料なのか、自販機はあるか、電灯はあるか、付近の立ち寄り湯情報やら、登山口までのアクセス道の舗装、未舗装状況、未舗装ならどれだけの悪路なのかまで載ってます。お値段は1890円。

ま、構成は過去の既刊本と同じで、モノクロ一辺倒で小さな文字と小さな写真でこれでもかと登山口情報のみが掲載されてます。当然ですが、登山道の状況とか山のガイド的なことは一切出てきません。それらはこの本とは趣旨が違いますので。

しかしながら、パーフェクトとも思えるこの本にも難点があります。登山口の情報がその所在する都道府県別に収録されているという点です。他のガイドブックのように、山域別に分けているのではありません。つまり、白山を例にとれば、白山は岐阜県と石川県の県境に位置するわけですが、この本には、白山の岐阜県側にある登山口情報しか掲載されていないのです。おそらくメインであろう別当出合や市之瀬の情報が載ってません。他の多くのガイドブックがそうであるように、山域で分けて収録してもらいたかったですね。愛知、岐阜とかといった行政体の区画でなくて。この点で、慣れるまで、お目当ての登山口を見つけ出すまでに、ちょいとばかり苦労するかもしれんです。

でもまあ。それを差し引いても、あまりある有益な情報本であることは、間違いないです。今年の春には「九州登山口情報400」の出版が予定されていたようですけど、まだ発売されてないみたいですね。来年の九州遠征の際までには、販売してもらいたいもんですけど。あと、北陸版、中国・四国版も出版を予定してるそうです。出たら必ず全部買わせていただくわい。ちなみに、既刊本の未掲載登山口情報のいくつかは、以下の公式サイトでも確認できます。

○登山口調査会オフィシャルサイト
 http://tozanguchi.halfmoon.jp/
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