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>北海道南部から琉球、朝鮮に分布する常緑のツル植物。
とある全国区なので,何処でも良く見かける。
樹木にへばりつくよううに伸び上がっているので,樹木に害があるのかと思いきや,
>茎の各所から根(気根)を出して付着する。巻き付くことはないので、
>締め付けて寄主の樹木を枯らすことは少ない。樹木に登る場合には落葉
>樹を寄主とする場合が多い。落葉樹が葉を落としている期間に強い光を
>得て高い能率の光合成を行っているに違いない。
以外にも無害。
それどころか,冬は太陽光の有効利用を図っているようである。
付着する根から栄養を採っているのではと思い調べてみると,
>他の木や岩に、はい登るための付着根。茎を支える役割をもち、水分や
>栄養素の吸収はおこなわない。
>この姿から中国名「百脚蜈蚣」(読み不明)がついた。
とあった。
ところで,読み不明の中国名の漢字「百脚」と「蜈蚣」とは,何れも日本語では「ムカデ」。嫌われものの「ムカデ」に例えられる程似ているためか,付着されるのを嫌う植物もある?
>付着されている樹木は締め付けられる事はなく、葉の付いている枝先ま
>ではあがってこないので、共存的なツル植物ではあろう。しかし、付着
>されていることによる重量は相当なものかも知れない。
> 水分条件の良好な場所ではキヅタのようなツル植物が繁茂しやすい
>が、このような付着登坂型のツル植物が登ってくるのを防ぐには、樹皮
>を頻繁に剥がすしか方法がないかも知れない。ケヤキやカゴノキが樹皮
>をモザイク状に剥がすのは、このためか?などと思うのですがいかがで
>しょうか?
自然に鱗状の樹皮が剥がれ落ちるものは多々あるが,私の場合は,目から鱗が剥がれ落ちる洞察力に感服である。
名の由来は,
>「木蔦」であり、同じように木にのぼる夏緑性のツタと比べて木本的で
>あることを意味している。
そして,冬の太陽光の有効利用は有名なことであるようで,
>夏緑性のツタと比較し、冬にも葉がある「フユヅタ」という異名もある。
とあった。
※掲載写真「右」は,蕾(手前)と花が散ったものが同居していたもの。参考まで
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