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別名:トキワアケビ
散歩道から少し入り込んだところに,冬なのに緑の葉を付けているツタを発見。
>葉は互生。掌状複葉で、小葉が5〜7個ある。小葉は長さ5〜10cm、幅
>2〜4cmの楕円形。先端は短く尖り、基部はややまるい。ふちは全縁。
>革質で、表面は光沢がある。裏面は淡緑色で、細かい網状脈が目立
>つ。小葉の柄は長さ1〜4cm。
とあるユニークな葉から,ムベと判明。花を待った。
やっと雄花を撮れたが,
>雌雄同株。
とある雌花が見つからない。
その後,何度か足を運んでみたものの,「雌花が付かず



ところが,この掲載にあたり調べていると,
>ムベはアケビと異なり自家結実性です。ムベの場合1株で結実します
>が、雄花が先に開花するので雄花を摘み取り冷蔵庫に貯蔵して、雌花
>が咲いてから雄花の花粉を受粉してやるとよいです。アケビの人工授
>粉でも同様におこなうことが可能です。
との記載を園芸関連サイトで発見し,雌花を待ちきれなかった結果であることが判明。「むべなること」であった。
「むべなること」?
この言葉に,この植物が関わっていた。詳細は,「むべなるかな 伝説の果実」の下記サイトを参照されたい。
http://www.page.sannet.ne.jp/mahekawa/mubenarukana.htm
名の由来については,上記サイトの掲載を転載する。
>蒲生野に狩りに出かけた天智天皇がこの地で、8人の男子を持つ健康
>な老夫婦に出会った。
>「汝ら如何(いか)に斯(か)く長寿ぞ」と尋ねたところ、夫婦はこ
>の地で取れる珍しい果物が無病長寿の霊果であり、毎年秋にこれを食
>するためと答えた。賞味した天皇は「むべなるかな」と得心して、
>「斯くの如き霊果は例年貢進せよ」と命じた。
>10世紀の法典集に記録
>その時からこの果実をムベと呼ぶようになった。
別名「トキワアケビ」については,
>かたちはアケビに似ていますがムベは熟しても裂けないところが違い
>ます。果実は日持ちがよいのでつるが付いた状態で生け花の材料とさ
>れることもあります。
>ムベのことを別名でトキワアケビ(トキワは常磐と書き、常緑の意
>味)ともいいます。
とあった。
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