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カヤと言えば,将棋・碁盤を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。一体,何処がすぐれているのか?
材質について調べてみると,
>年輪の幅は狭く、波状を呈する ことがある。独特の匂いがある。やや重
>硬で、弾力に富む。 耐朽・保存性は高く、水湿に耐える。加工は容易。
>樹脂分が 多いので経年変化が美しく、独特なしぶい黄金色になる。
と,優秀!
製法については,
>旧来の製法でゆっくり乾燥させると、伐採から製品になるまで10年か
>かるといわれる
とあり,時間を要するようです。その理由を調べてみると,
>5年以上自然乾燥させないと、木がひび割れたり、カビが発生してしま
>うのだとか。
>切り出したばかりの盤は、約40キロ、とても持ち上げられません。
>ところが、5年間乾燥

>の重さになるのです。
上記を見つけ「そんなに変わるの⁈」との感想

最後は,使い勝手,
>盤面もしばらく置けばへこみが再び元へ戻る不思議な特性がある
とあり,更に
>弾力性に富む特性があるため使用上はやわらかく感じるが、音響は冴
>えた高い音がする。カヤ盤を使うと肩がこらないといわれるのもこの
>弾力性によるものである。
良いこと尽くめです。なお,他材との比較をまとめた一覧を掲載する「カヤの実と材の個性」サイトは次のアドレス。
http://www.geocities.jp/kinomemocho/zatu_kayazai.html
なお,この実,
>相撲の土俵の鎮め物としても使われている。米、塩、スルメ、昆布、
>栗とともに、土俵中央部の穴に埋められている。
との変わった使われ方をされているようです。
似た植物「イヌガヤ」とは,次の点で見分けるとのこと。
>2列にならんだ葉は、カヤは 触るととげのように痛いが、イヌガヤは
>痛くないので区別がつく。
葉先はトゲトゲでした。
>葉裏。白っぽい2本筋は気孔帯と言いまして、イヌガヤのほうが幅が
>広いのがわかります。
右の写真に「気孔帯」の写真を入れましたが,比較対象となるイヌガヤのものは,2012年03月15日の日記に微かに写っているので,興味のある方は,「名の由来論争」も掲載している下記アドレスを訪問ください。
http://www.yamareco.com/modules/diary/2110-detail-32449
名の由来は,
>間伐材や枝は燻して蚊を追い払うために使われた。カヤの語源はこの
>「蚊遣り」に由来するという説がある。
一方
>葉はいぶして「蚊帳」に用いる(これが語源という説もある)。ま
>た、果実に含まれる油にも除虫作用がある。
「枝」説と「葉」説がみつかりましたが,枝葉


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