ムラサキエノコロ

紫狗尾（Setaria viridis (L.) P.Beauv. f. misera Honda）イネ科エノコログサ属

別名：ムラサキエノコログサ

　草に混ざっても紫色は良く目立つ。その目立つ色の原因については，
＞花穂のツブツブ、これを「小穂」といいますが、その小穂の基部に生
＞えているフサフサした剛毛の色が紫褐色を帯びています。それによっ
＞て、花穂が紫褐色に見えています。エノコログサだとその剛毛が緑色
＞です。両者の違いは、この剛毛の色という点だけとされているようで
＞す。ツブツブの小穂の大きさも差はないでしょう。
　とあり，エノコログサと大差無い。

　さらに，「エノコログサの一品種」と紹介し，その品種につての解説 もあった。
＞イネ科エノコログサ属(Setaria)の植物で、エノコログサの一品種とし
＞て取り扱われています。ここでいう「品種」というのは、「種」より
＞下の分類階級の1つということで、「園芸品種」という場合の品種とは
＞まったく違う概念のものです。また、種より下の分類階級には「亜
＞種」、「変種」、「品種」などがありますが、中でも品種となってい
＞るものは、母種との違いがそれほど明瞭でないことや、生えている毛
＞の多少、白花など色の違いという程度のことが多いです。
　快説 に感心する。

　色の綺麗さからか，押し花に利用される記載が多く見つかるが，
＞久しぶり、ちょっと遠くまで散歩に出かけてみました。もうエノコロ
＞グサも終わりかなぁと思ってたんだけど、可愛いムラサキエノコロ！
＞エノコログサにはまってしまうと、もう可愛くてしかたない
　とブログに掲載する熱狂ファンも見つかった。

　名の由来は，
＞小穂の基部の剛毛が紫褐色を帯びるので花序が紫褐色に見え、紫色の
＞エノコログサが名の由来となった。