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北アメリカ原産の帰化植物である。明治時代末期に園芸目的で持ち込まれたが,爆発的な繁殖をしたのは,第二次世界大戦後のアメリカ軍の輸入物資に付着した種子とする説が有力とあった。
一時,地下部から物質を分泌し,ススキ等を駆逐すると危惧された時期があったが,自らに分泌物質が作用し,往時ほどの勢力が無くなった。また,随分小型のものが目立つようになったと感じていたので調べてみたところ,次のサイトに回答があった。
http://www.manabi.pref.aichi.jp/general/10000289/0/sousyo60/section5.htm
花は,アキノキリンソウの仲間で,また,園芸目的で持ち込まれただけあり綺麗であるが,名の由来は,晩秋から冬の種の状態を見ないと理解し難い。
>実になった時に、綿毛がふわふわとしたようすを泡に見立てたものです。
と掲載するサイトがあったが,3,4年前,大きな「泡」のような種の塊を見たときは,なるほどと感心した。
なお,小型化が進めば,やがて「セイタカ」の名が削られ,アキノキリンソウの別名である「アワダチソウ」と呼ばれるようになるのではと心配になった。しかし,現実はもっと進んでいた。既にサイト等で,平然と「アワダチソウ」としているものがあった。
彼岸花が終わって,セイタカアワダチソウが目につく時期になりましたが,
確かに小型化してきたことを近年思っておりました。
アレルギー持ちにとっては,あまり好まない花だったので
小型化してそういえば数も減ってきたなぁ〜(シメシメ)なんて思っていましたが
こんな現状があったとは思いもしませんでした
まだまだ群れを成して背が高く咲いているところは
生態系も保たれている場所だと言うことなんですね。
それにしても
>第二次世界大戦後のアメリカ軍の輸入物資に付着した種子とする説
・・・我が家の庭木の大敵,アメリカシロヒトリという虫も同じ説で日本にやってきました
何十年とかけて人の力で生態系崩れている姿を見るのは
寂しいですね
kayo-pi さん 今晩は
>アレルギー持ちにとっては,あまり好まない花だったので
結構色んなサイトで,槍玉になっていますが,セイタカアワダチソウは無実のようです。
もっとも,普通アレルギーになる人が少ないシイタケの胞子でも,栽培者はアレルギーになるくらいですから,セイタカアワダチソウの花の下に何年も通い詰めると,アレルギーになるかも知れませんが,花粉は「虫」で運ばれるので,空気中にとんでいる量は無いか「無視」
次のサイトなんかを覗いてみてください。
http://www.biyoutoha.com/kafun-seitakaawadatisou/
アメリカシロヒトリも,繁殖に関してはセイタカアワダチソウと同類でしたか。であれば,餌の葉を食べ過ぎて皆な気になら無い大きさまで小さくなるとかの謙虚さを持って欲しいですね。
そうすれば,(シメシメ)なんですが・・・
私は背が高くて、髪がくせっ毛のため
このお花の名前になんとなく親しみというか
同類のよしみを感じています
sakusaku さん 今晩は
同類?ですか,と言う事は
>花は,アキノキリンソウの仲間で,また,園芸目的で持ち込まれただけあり綺麗である
の雰囲気も・・・
私の場合,背丈はもうちょっと欲しかったです。だから,「セタケ」イヤイヤ「セイタカ」の名に挽かれちゃってます。無いものねだりですね
この花には、ちょっとした思い出があります。
随分前に亡くなった母が、狭い庭で大切にしていた花(なんという花だったか名前は忘れてしまいましたが)を、小生の姉の亭主がセイタカワダチソウと間違えて全部抜き取ってしまい、それを知った母が大変嘆いていたことです。
当時、セイタカアワダチソウの脅威が喧伝されていたので、義兄は善意でしたことですが、やや、複雑な思いで母の嘆きを見ていたものです。
この花を見るたびにその思い出が浮かんできますが、yamabitoさんの投稿で、また思い出しました。
それにしても、生き物は逞しいですね。
umetomosan さん 今晩は
セイタカアワダチソウは,強靭な生命力で,一時,皆に白い目で見られていた時期がありましたから,チョットでも似ていると,見間違われたんでしょうね。
似ているとなると,キク科で背が高く,花が綺麗で庭でも栽培されている。間違って抜き取ったとなると,セイタカアワダチソウと同じ秋咲き。シオンあたりかも知れませんね。
シオンは,昔,実家にありました。でも,実家が転居してからは,たまに民家の軒先で見る位です。
参考までに花のサイトを付記します。
http://www.yasashi.info/shi_00038.htm
なお,この曲もこの花の想い出でです。歌にご興味があれば覗いてみてください。
http://www.youtube.com/watch?v=YZ_jofx5vhc&feature=related
違う花かも知れないのに,ついつい,色々と書き込んでしまいました。すいません。
こんな花だったのですね。
確かにアレルギー持ちの方にとってはきつそうな花ですね。
(私はブタ草がNG)
そういえば、以前八神純子が同名の曲を歌っていましたね。
「思い出は美しすぎて」のアルバムに収録されていました。
年がバレますが、いい曲でした。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2628739
Akaneko さん 今晩は
「思い出は美しすぎて」は,今でも,たまにランダム再生のカーステレオから流れます。でも,「せいたかあわだちそう」の曲は知りませんでした。検索したら下記アドレスで聞くことができました。「思い出は美しすぎて」と同じアルバムなのに,全然しっとりと落ち着いていて,良い曲ですね。素敵な情報,ありがとうございました。
http://www.youtube.com/watch?v=Ol33e1rRqP8&feature=related
なお,調べていたら,歌手の十朱幸代さんの同名の曲もヒットしてきました。セイタカアワダチソウは,目立つだけあって,歌になる名花なんですね。勉強になりました。
yamabitoさん、こんばんわ。
いつも、植物の造詣の深さには脱帽しております。
せいたかあわだちそう という花の名前は 八神純子の曲名では知っていましたが、恥ずかしながら花の写真を見るのは初めてです。
遠い昔、家内と知り合った頃に聞いていた曲だったので、よく覚えています。年齢がバレますね。
懐かしい名前です。
pamir88さん 今晩は
お久しぶりです。
私の場合,「せいたかあわだちそう」は植物しか知らずで,八神純子さんが歌っていたのを,Akanekoさんにもお教え頂き,初めて聴くという疎さ,恥じ入る次第です。
今日も,野原を染める見事なセイタカアワダチソウの群落を見てきましたが,例年は,その賑やかさのみを感じていたのですが,今年は,八神純子さんの静かな曲のイメージが浮かび,落ち着いた風情も味わえたのも,曲の影響でしょうね。
そんな影響力の強い曲を利用して
>家内と知り合った頃に聞いていた曲だったので、
なかなか,したたかな作戦ですね。
文面からは,大成功のようで何よりです。
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