シナノタンポポ

信濃蒲公英（Taraxacum platycarpum ssp. handoense）キク科タンポポ属

　萼の反り返りが無いので，カントウタンポポと思っていたが，少し立派な感じ？
＞最近の在来種タンポポの分類（当ホームページの「タンポポの種類」
＞を参照ください）では、シナノタンポポはカントウタンポポの亜種と
＞して位置付けられています。
　と，仲間がいるようで，その特徴は，
＞やや大型の頭花で、総苞外片の幅は広く、総苞の1/2以上の長さにな
＞り、角状突起はほとんどない。森田(1976)によれば、北関東から中部
＞地方に分布する。
　とあった。この特徴によりシナノタンポポと推定であるが，詳しい方はご教授願いたい。

　なお，似たものに「エゾタンポポ」があるようで，
＞以前はエゾタンポポとされていたものがシナノタンポポとして区別さ
＞れるようになったもので、カントウタンポポの亜種だそうです。
　とあり，これについて調べると，
＞エゾタンポポが3倍体であるのに対して、シナノタンポポは2倍体であ
＞る。両種の分布ラインは群馬県東部〜栃木県西部と思われるが、愛知
＞教育大の渡邊幹男助教授が調査中である。
　とあった。「倍体」についての検証は出来ないので，分布ラインの違いから，この種は除外とした。

　名の由来は，
＞甲信越地方の「シナノタンポポ」があるんだ。
　とあり，「シナノ」については，地方名と思われるが，「タンポポ」については，下記アドレスの，2010年12月13日の「セイヨウタンポポ」の日記を参照されたい。
https://www.yamareco.com/modules/diary/2110-detail-15583