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散歩道では,以前掲載のネズミムギが全盛である。そんな繁みを眺めていたところ,チョッとスッキリした感じのネズミムギ似の植物を見つけた。
近づき覗き込んでみたが,どの小穂の花にも芒が見当たらない。
ネズミムギに似た「ホソムギ」について,
>牧草あるいは種子吹き付けによる緑化などに利用される多年草。同属
>のネズミムギなどと自然交雑あるいは交配によって品種改良され中間
>的なものが広く分布しており、同定の困難な種である。
と,同定困難とあったが,
>小穂は偏平、無梗、長さ8〜15mm、4〜10小花よりなる。小花は無
>芒。花軸の側面の小穂は第1苞穎がなく、第2苞穎は長さ8〜9mm。小
>花は6〜7mm、護穎と内穎はほぼ等長。頂生の小穂は2個の包穎をも
>つ。果実は長さ3.8から4mm、茶褐色、無光沢。ネズミムギに酷似す
>るがホソムギの小花には芒がない。花期は5〜6月。
文末の「小花には芒


日本へ導入当初は、
>明治時代初期であったが、牧草としての利用が本格化したのは1950年
>代以降である。
であったが,
>栽培品種は早生・中生・晩生に分化しており、早生・中生は採草・放
>牧向けであり、晩生は放牧専用に栽培される。日本では耐病性・耐寒
>性の4倍性品種の利用も多い。公的な育種機関は、山形県酪農試験場と
>北海道立総合研究機構農業研究本部上川農業試験場天北支場がある。
>造園用芝草として販売されている品種は、環境適応を高めるために人
>為的に内生菌(エンドファイト)を感染させてあり、動物への毒性を
>持っている場合があるので、飼料としての利用はできない。
と,利用方法も増え,お目にかかることが多くなりそうである。
名の由来は,
>ムギ様の細い葉を持つ。
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