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白い花が藪から顔を出し,ノリウツギの存在が分かりました。
生えているところから,自生種かとも思いましたが,
>北海道から九州に分布する落葉の低木。千島から樺太、中国にも分布
>する。生育立地はとにかく多様であり、林縁や草原、岩礫地、湿原に
>も生育する。桜島の遷移では、初期の低木林期に出現することでわか
>るように乾燥した痩悪地にも生育するし、高層湿原の泥炭上にも出現
>する。これらの生育地に共通する点は、日照が十分にあたる程度しか
>ないように思う。
と,育成地の基本は,ワイルドな環境。
よって,散歩道のものは,やはり植栽樹と推定です。
「日本原産の初夏の花です。」とあり,シーボルトが日本など東アジア固有の植物として紹介したとのことで,調べてみたところ,
>ノリウツギの由来伝承
>ノリウツギが出てくるお話で、かつて長崎に鳴滝塾を作ったシーボル
>トの逸話があります。
>シーボルトはオランダ商館長とともに江戸幕府に向かう途中で、日本
>の豊かな自然に興味を持ち、熱心に研究をしていました。
>その際に、祖国オランダに日本の固有品種として伝えたのが、ノリウ
>ツギであるというお話が残っています。
>ノリウツギはシーボルトにとって、日本を象徴する植物の一つだった
>のです。
やはり,外国人には人気のようです。
「最近では、スタンダード仕立てにしたノリウツギがアメリカで流行しているそうです。」と,沢山の品種を紹介しているのは,次のサイト。
http://www.gardenwalker.com/detafile/species/hydrangea/hydrangea_paniculata.html
名の由来は,
>内皮に含まれる粘液をネリ液または木ネリとして、和紙製造の糊料に
>用いたことによります。また、名前にウツギと付いていますが、紫陽
>花の仲間です。
なお,
>樹皮に含まれる粘液を利用して製紙用の糊を作ったことから「ノリノ
>キ」との別名がある。
や
>保育社 「原色日本植物図鑑・木本」に別名のサビタは北海道での名と
>あり、その響きからアイヌ語かと思い調べてみたが確証は得られな
>かった。ノリウツギを指すアイヌ語はラスパというらしい。
>製紙用の他にも、材がかたいので以前は日常生活にさまざまの形で利
>用したからであろう、地域によって実に多くの名がある。
品種だけでなく,別名までも多いようですね。
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