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スギナと題しても,ツクシ(土筆)と呼ばれる胞子茎(胞子穂,胞子体)しか写真が無いので,スギナの掲載を躊躇したが,やはり春の代表格「土筆」を除く訳にはいかない。取り敢えず,土筆の写真だけで掲載することとした。後日,写真を撮れ場合には,差し替えたいと思う。
なお,
>土筆は出てこないで「杉菜」がいっぱい生えてくるケースが多い(土筆はあまり見かけない)。
と記するサイトがあったが,奇しくも逆の状態である。
さらに,真偽は不明であるが
>生える場所の養分が乏しいとツクシばかりになり,養分が豊かだとスギナになります
ともあった。
このツクシの「つくし」には
>スギナにくっついて出てくる事から、「付く子」,袴の所でついでいる様に
>見える事から,「継く子」となった説が有力である。「つくしんぼ,つくしん
>ぼう」(土筆ん坊)地域によっては「ほうしこ」(伊予弁等)とも。
とあり
「土筆」には
>土から出てきた胞子茎は,伸びきる前は先端まで「袴」に覆われており,そ
>の形状が「筆」に似ていることから「土筆」という字を当てられるようにな
>ったものと考えられる。
とあった。名の由来と,当て字の由来がある変わり者?であるが,「土筆」の適用には感心させられる。
ところで,本来のスギナはというと,
>草の形が杉(すぎ)に似ているから,スギナ(杉菜)と名がついたという説や,
>袴のところで抜いても継ぐことができるから、継ぐ菜から訛って変わりスギナ
>(杉菜)という名になったという説がある。
上記後半の説「袴のところで抜いても継ぐことができる」はツクシにも共通する。継ぐから「ツクシ」「スギナ」の二つの言葉が生まれたというのには疑問を感じるが,事実は小説(?)よりも奇なるものかも知れない。
スギナは,ハーブティーの「すぎな茶」など健康食品系で,ツクシは旬の具材として料理系で,それぞれ頑張っているようである。
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