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別名:カラスノエンドウ(烏野豌豆)
シビビ
普段,カラスノエンドウと呼んでおり,当然,正式な和名と思っていたが,
「ヤハズエンドウが植物学的局面では標準的に用いられる和名」とあったので,これによった。
なお,別名とされるカラスノエンドウ(烏野豌豆)のほうが一般には定着しているともあった。なにやら先日(4月15日)のペンペングサでの記載
>別名が幅を利かし,しかも,ルーツもはっきりしている。なのに,何故,正
>式名称とされなかったのであろうか?
が脳裏を過ぎった。
名の由来は,正式ヤハズエンドウから調べてみると
>小葉の先端がくぼんでおり、弓矢の弦を受ける部分(矢筈)に似ていること
>から付けられている。
とあった。以前,ヤハズソウ(2010年10月1日)の紹介をした折には,「矢筈」「矢羽」の混同?に疑問を持ったことが思い起こされた。
カラスノエンドウの由来については,
>カラスノエンドウは果実(さや)が熟すと黒くなるので“烏野豌豆”と言います。
とあった。さらにこれを元に,カラスノエンドウより小さいものに「スズメ」。中間の大きさのものには,「“カ”ラス」と「“ス”ズメ」の中間なので,両方の頭1文字をとり「“カ”“ス”マグサ」(“カス間草”)となったようであり,カラスはこれらの名付けの基軸となっている。
また,
>カラスノエンドウの由来をみると,「烏の豌豆」と「烏野豌豆」の2種類あります。
>「烏の豌豆」は人間には食べられず烏が食べるくらいのもの,または「雀の豌豆」
>よりは大きいものというような意味というがあるとあり,「烏野豌豆」は熟した実が真っ黒で
>烏のようになる野豌豆(のえんどう)とあるりますがどちらが正しいのでしょうか。
なる問いに
>「カラスノエンドウ」の標準和名は「ヤハズエンドウ(矢筈豌豆)」で,中国
>ではこれを「野豌豆」と呼んで食用にしますから,烏は烏龍茶と同じ扱いで・・・
とあり,「烏野豌豆」に軍配が上がっていた。
シビビの別名は,初めて聞いたが,
>なかの種を出して片方の先をちぎり、口に咥えて吹くと、シービービーと鳴ったことを覚えている。
なる記載があった。更に
>三十数年前群馬の子どもだったうちの母が,「詳しい吹き方は忘れたけど,
>さやから豆を取り除き,笛のようにして吹くと空気が振動して,変な音が出て,
>それを《シッ・ビ・ビー・ビー》というリズムで吹いていた。」と言いました。
とあり,笛の音色のようである。
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