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別名:シバイモ
スズメノヤリは,この季節,芝生や草むらなど,いたるところにピョンピョンと小さな「毛槍」を飛び出させているが,その草丈の低さゆえか,あまり気にならない。
>野草にスズメの名が付くと小さいという意味で、いずれも小さく、注意して見ないと見過ごされてしまう・・・
とあり,スズメノヤリに関しては実感どおりである。
だが,この「スズメ」が名に付く植物には,
1 スズメノヤリ
2 スズメノカタビラ
3 スズメノテッポウ
4 スズメノエンドウ等々
などがあるとあったが,
>カラスノエンドウは大きくて少数の花を着け、スズメノエンドウはごく小さな花を房状に多数着ける。
とあるように,スズメノエンドウはカラスノエンドウよりも花が小さいことから名付けられているので,この分類からは除かれるべきではないだろうか?
話は戻るが,「ヤリ」は先ほど「「毛槍」を飛び出させている・・・」と記載したとおりで,
>江戸時代の大名行列の毛槍に似ていることと
による。
スズメノヤリが有名過ぎて別名の「シバイモ」は始めて聞いたが,
>根に小さなイモ状のものができることから付けられた名である。
とあった。今度注意して見てみたいと思う。
また,この花の塊には,先が2つに分かれたアンテナ状のものと,粉(花粉)が付いたのものが混在(写真参照)している。これについては,雌雄異熟花とあり
>雌しべと雄しべが同時に成熟する雌雄同熟花と、どちらかが先に成熟する雌雄異熟花があります。
>雌雄異熟は自家受精を防ぐための工夫です。雌雄異熟花には、雄しべ先熟花と雌しべ先熟花があり、
>スズメノヤリの花は雌しべ先熟花です。
とあった。
>種全体の繁栄をはかるための工夫です。
小さくても生き残っている理由は,ここにあるようだ。
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