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十数年前,綺麗なこの花を始めて見つけた時は,何と言う名だろうと調べたことが思い起こされるが,最近,やたらに近辺で見かけるよになった。
>60年程前に初めて京都で確認された北米原産・・・
>関西ではあちこちに群生し、紫色のお花畑を作るようであるが、関東進出も急であるとの事である。
>関東では未だ僅かに見られるだけのようであるが、・・・一面の紫色の花畑を作るかもしれない。
とあったが,私の知る範囲の関東では,既に紫絨毯は完成している。
由来は,
>海辺に生え蘭に似た花を咲かせる「海蘭(うんらん)」という花の近縁種で、 葉が松葉のように細長いので
とある。
花は「仮面状花冠」とある。
1 花には雄しべも雌しべも見あたりません。これは唇が特に大きくせり上がって花喉をふさいでいるからです。このような花冠を「仮面状花冠」というそうです。
2 合弁花冠の一種で、唇形をしており上下の唇の間が膨らんで、喉の部分が塞がっている花冠をいう。蝶は蜜を吸えない。マルハナバチなど花冠を開けて入り込むと、花粉が体の毛に付着する。数種の虫に花粉を委託する仕組みのようだ。
3 下唇が大きくせり上がり、花の奥をふさいで仮面状になっている・・・。花冠の先は唇形で上下に裂けるが、虫が来るまで閉じている。
とあり,雄蕊や雌蕊は花を押し広げないと見れないようである。
また,この花は,「愛好会」を持っているとのこと。
マツバウンランをこよなく愛して撮る会とは,なかなかの人気である。
良く似たものに,オオマツバウンラン,ツタバウンランなどがあるようであるが,何れも帰化植物とあった。お会い出来る日も遠くないのかも知れない。
※20120505 中央の写真を入れ替えてみました。
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