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あの特徴ある花が,また今年もそこここに咲き出した。土星をイメージさせられる雄蕊の輪を持つヘラオオバコである。外来生物法で要注意外来生物のレッテルを貼られており,繁殖力は定評のようである。
オオバコは漢方に使われいるので,何か薬効でもないかと調べると,以外や以外,多用途のようである。
1 オオバコと同様、全草を乾燥させたものを車前草(シャゼンソウ)、種子を乾燥せさたものを車前子(シャゼンシ)として、煎じたものを咳止め、去痰、下痢止め等に用いる。
2 ヨーロッパの道端や草地など、どこでもよく見かけられる1年草で多様な消炎効果をもたらす食物繊維豊富なハーブとして世界中で知られています。風邪をひいた私たちの心強い治癒者となってくれます。
3 ヨーロッパでは、これを利用したシロップ剤や健康茶が市場に出回っていて、はっきりと薬として認められている国もあります。また、牧草とも相性がいいので、エサとしても利用しています。ニュージーランドでは、飼料用の品種を育成して、これを食べている羊が元気に育っています。
4 ヘラオオバコを食べた舎飼いの山羊が見るからに健康になり、血中の尿素チッソが減少し、血糖、それに肝機能検査でのGTOが安定して保たれるという効果がありました。
などなど,枚挙に暇が無い。
>エルダーやヘラオオバコは発汗剤やダイエットハーブとして用いられることが有名です。
>すばらしい発汗作用による痩身効果や、セージやタイムの浸出液からは筋肉痛緩和効果等が期待できます。
とあり,さらに,
>治癒のハーブ:ヘラオオバコ【効能:抗菌、鎮咳、利尿、頭痛】【美容:ダイエット・痩身効果】
の続きには,ハーブの治療効果であろうか【花言葉:素直なこころ】と結ばれているところは流石であった。
良いこと尽くめかと思いきや
>原産地のヨーロッパでは、ヘラオオバコは花粉症を引き起こすアレルゲンとして、問題となっているそうです。
とあった。江戸時代末期に渡来して増え続けており,日本でもそのような日が来るやも知れぬ。やはり,要注意外来生物である。
最後となったが,名前の由来は,
>花はオオバコと似ているが、葉が狭くヘラ状になっていることからつけられた。
>オオバコは大葉子で、大きな葉になることからこの名がある。
とあった。
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