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水田脇の草むらに,ノミノツヅリ似であるが,遥かに花が大きいノミノフスマを見つけた。
>全国の水田に生育する一年生草本。秋に芽生え、春の水田で目立たない花を咲かせる。
と,ネットの紹介どおりであった。
>小型で繊細な植物であり、よく枝分かれして地面に広がる。
>葉は小さく、その小ささをノミの夜具に例えたものとここと(ふすま:布などで作り、
>寝るとき身体を覆う夜具・・広辞苑・・・布団の事みたいです)。
と続き,由来についても説明があった。
良く似た植物にノミノコブスマ(Stellaria alsine var. alsine)があるとのこと。
>茎は基部で分枝し、先は斜上して高さは10-40cmになる。葉は長楕円形で長さ10-20mm、全縁で無毛。
>茎上部の花序に直径7mmほどの白色の5弁花をつける。
>ノミノフスマの母種にあたり、花弁が萼片より短いので区別できる。
とあった。さらに
>原名変種(ノミノコブスマ)はヨーロッパから中国東部と北アメリカに分布する。
とあった。何やら久しぶりに難しい言葉が出てきた。
「原名変種」とは? ネットの知恵袋の
>>亜種にも原亜種、原名亜種などと種類があると聞きました
>種類じゃなく、単に見つけた順です
>「〜という生き物を見つけました」という論文(記載論文)を書く際に、基準になったものが原名亜種です
から察するに,「原名変種」は「ノミノフスマの変種」となるのであろうか?
また,この原名変種には,次のような掲載もあった。
>ノミノフスマとそっくりの植物が中国,ヨーロッパ,北アメリカなどに広く分布している。
>学名をStellaria alsine var. alsineという。
>植物学者の中には日本のノミノフスマと同一の植物として扱う人が少なくない。
>しかし,花を仔細に観察してみると,日本のノミノフスマでは花弁がガクよりも長いのに対し,
>Stellaria alsine var. alsineでは花弁がガクよりも短いという相違点がある。
>個体差のレベルを超えていると思われるので,日本のノミノフスマはStellaria alsine var. alsineと
>全く同一の植物ではなく,従来の学説どおりに変種として扱うのが正しいのだろうと思う。
ところで
>母種はヨーロッパ原産で・・・1978年に東京に帰化しているのが確認されています。
とあったが,ノミノフスマには,帰化歴が見当たらなかった。
推定国産であるが,ご存知の方はお教え願いたい。
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