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いつも通る道であるが,ピンクの可愛い花が咲いて始めてキツネアザミがあったことに気が付いた。「こんなところににあったのか」と狐につままれたような気分となるのでこの名になった,ということはない。キツネアザミ属の一属一種の花である。
名の由来は,
1 和名は、花がアザミに似ているので、狐に騙されたということから
2 アザミに似ているけれど、葉に刺がないことからついたようです。
3 花がアザミに似ているが良く見るとそうでないので、狐がだますようであるから
4 アザミに似ているがアザミ属でないので、キツネに騙されたようだから名が付きました。
殆どが「狐=騙し」で書き立てているせいか
>アザミという名はついているけれど、本当はちがう。だまされたような感じがするので、キツネなんだと。
>そりゃあちょとかわいそうだ。アザミなんていう名前をつけたのは、人間だもの。「キツネアザミ」に罪はない。
との擁護派や,
>どうでもいいんですがそういう場合「ニセアザミ」とか「アザミモドキ」とかいろいろ名付けようが
>あると思うんですが、キツネを使う場合には特別意味があるんでしょうかねぇ?
と,パターン表記推奨派も現われてきている。
なお,
>猟師に追われた狐がアザミに化けたが、慌てた為、棘(トゲ)を付けるのを忘れたと言う伝承もある。
など昔話系の由来もあったが,それもその筈
>古代に農耕と共に日本にも渡来した史前帰化植物であると考えられている。
と,日本人とは古い付き合いのようである。
犬の名が付く植物は,役立た無いものが多いとあったが,同じ犬科の狐はどうであろうか?
>葉にはヨモギのように軟毛があり、草もちを作るときに「つなぎ」として入れられた。現代のもち米を知る我々にとって何故つなぎが要るのか不思議だが、かっての草餅の原料は粘りが少なく、そのつなぎにハハコグサやヨモギやキツネアザミの軟毛が用いられたようである。
とあった。流石,役立っていたようである。
なお,花言葉は「嘘は嫌い」とあった。福島○発の発表内容に言ってあげたいような言葉である。
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