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別名:ダンダンギキョウ(段々桔梗)
夏の始まりに咲き,夏空のような青が綺麗な花である。
北米原産で,1940年代に東京で最初に確認された帰化植物であるが,20年位い以前は,私の近辺にはあまり進出してきていなかったので,最初に見つけた時は,図鑑のお世話になったことを思い出す。
花の名を調べようと1本を折り取り持ち帰る僅かな時間でも,暑い日差しのせいかあっと言う間に弱ってしまった。元気になるのは絶望的と思えるほど萎れた花をコップの水に挿すと,メキメキと生き返えったのには驚かされた。侵略植物の素質は十分備えていた訳で,昨今の大繁殖はこの生命力の賜物であろう。
名の由来は,桔梗[キキョウ]に似た花を咲かせる草だからとあった。
また,別名「ダンダンギキョウ」については,丸い葉が茎に直接段々に付き,この段々に花葉が付いた様子からきているとあった。
友達も多いようである。「ヒナキキョウソウ」や「ヒナギキョウ」がいるようであるが,手元には「ヒナキキョウソウ」らしき写真がある。自信を持って紹介出来る時がくるとよいのだが・・・
なお,ヒナギキョウはまだお目にかかったことがない。

更にである。「ツリガネキキョウ」「オトメギキョウ(カンパニュラ アルペンブルー)」なる栽培種もあるという。やがて自由を求めて・・・などとはならないことを願うばかりだ。
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