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道端では、先日からズーとその存在を認めていたが,掲載へのアプローチが長かったのは,私の感心のなさのせいだけではないようである。
次の記載は,この花の注目度を伺わせる。
>チチコグサモドキやタチチチコグサと混同されていたものが、
>1980年代後半にウスベニチチコグサとして区別されることになった。
とある。もう少し細かい記載では
>1930年代に初めて採集されて、混同されていた仲間より1987年にウスベニチチコグサとして
>整理された帰化植物だそうです。
である。それにしても,随分長い期間,捨て置かれたものだ。
なお,帰化植物については,北米原産とあった。
この注目されない中
>春の七草・ハハコグサのように目立ちはしないけど、茎のてっぺんにつけた薄紅の筒状花が、
>なんとも可愛い。
>まるで、ウスユキソウのような可愛さじゃない?このブログを始めて、改めて野草が好きになりました。
と,高評価を見つけた。それではと思い,じっくり調べてみると,
1 花はツボミの状態がもっとも綺麗な紅色が出ている。
2 頭花の先端半分近くが鮮やかな紅色一色になり、褐色味は花後になるまでほとんどない。実際には、総苞外片は先端が少しだけ染まりやや褐色味があり、内側先端の総苞内片は半分近くが鮮やかに染まる。こちらに褐色味がない。遠目には「赤」に見える。
3 今年になってタチチチコグサにウスベニチチコグサを始めて見ました(気が付いた)。褐色の目立たない花ですが、じっと見ているうちに、何だかとても愛着が湧いてきました。
4 チチコグサの名が付く花はハハコグサに比べ地味なのであまり関心を持って見られることはありません。でも,こうして見るとかわいい花です。
イヤイヤ,謙虚な「赤色」がなかなかの人気である。
他のチチコグサとの見分け方にも,この好評の色が関わり
>頭花の色で他のチチコグサの仲間とは区別出来ると思いますが、
>頭花の総苞片の先が尖っているのも特徴のひとつのようです。
とあった。そして,名の由来にもしっかりと関わっている。
>花序が薄い紅色であることから名前が『ウスベニチチコグサ』。
段々,好きになってきた?・・・ような気がする。
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