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別名:シャゼンソウ(車前草)
山に出かけ,下山時にこの花が現われだすと,もう直ぐハイキングも終わりだ。と,いつも指標にしている植物である。
良く親しまれ,観察されているようで
1 道端の雑草の中には常にオオバコを見かけることができます。その道を多くの人や車が歩くほど地面が踏み固められてしまい、いつしか他の雑草は絶えてオオバコだけが踏まれても踏まれても生き残り、ついにはオオバコだけになってしまいます。
2 オオバコは、日本全国の道ばたや庭先、およそ人の歩く道がある限り生えているので、知らない人はいないでしょう。山で道に迷った人が、オオバコを手がかりに道を発見して遭難を免れたという話も聞きました。
などとあり,頷くことばかりである。
名の由来は,
>葉が広くて大きいところからオオバコ(大葉子)の名前が付けられました。
などがあり,別名については
>人の通る道には種子が運ばれるのでいつも同伴します。
>それで、漢方での名前の由来は車前(しゃぜん)または車前草(しゃぜんそう)といい、
>人や車の踏み通る道端の跡に好んで生える非常に生命力の強い薬草です。
とあった。今回はさらに
>方言も多く、オンバコ、オバコ、ギャーロッパ、カエロッパ、ゲェーロッパ、マルコバなどがあります。
と続く方言コーナーの開設となった。中でも,「オンバコ」は,筑波山のガマ口上でも使われており,特に親しみを感じる。流石,地方に根ざす方言

そして,学名コーナーも,ついでに開設。
>学名を、Plantago asiatica L.といいますが、Plantago とはラテン語の「足の裏」と「運ぶ」
>を組み合わせた語です。すなわち、「足の裏で運ぶ」という意味です。
>人の歩く道がある限り生えているという伝播力の強さを表しています。
とある。学名からして,シャゼンソウと同源である。
なお,ルーツは雑種とあった。
>日本古来のオオバコが大陸産のセイヨウオオバコの雑種から生じたものであることを突き止めた。
>両親それぞれのDNAの影響を解析できる独自の遺伝子配列分析で明らかにした。
>デカイのオオバコ24種についても同様な遺伝子解析をして、お互いに入り組んだ雑種の関係にある・・・。
繁殖力は,その雑種力からきているのであろうか?
そして,薬効も良く知られている。興味のある方は,次のアドレスを参照されたい。
http://www.e-yakusou.com/yakusou/072.htm
存在で道案内に役立ち,薬効で治療効果。二重の利用価値に感心する。
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